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40歳を少し過ぎた頃と72歳になって4か月位した頃の2度、1年弱で体重を10㎏あまり落とした事が有る
美容の為ではない、2回とも医者に脅かされての決断である
最初の時は肝臓でγGTPの値が大変な事になっていたらしい、
「脂肪肝の重篤の値でこのまま行ったら肝硬変になってしまう、酒を止めるか体重を落とすか」と宣告された
当然迷わず「体重を下げます!」と宣言して朝1時間のウオーキング、徹底した食事制限、取敢えずは数値に変化が出るまで3ヶ月禁酒をし、8カ月で10㎏、1年間で12kg の減量に成功した、
次は71歳の時区の健康診断で糖尿の検査に引っかかった、
健康診断をサボって2年空けたせいで数値が「このままでは透析を免れない」と言われ
「専門医の居る病院に行った方が良い」と言う事になり企業系の病院に行ったらこの病院に「糖尿内科」と言う科があって管理栄養士が付いた
身長174㎝だがその時点で体重は88㎏に届かんとしていた
元々料理は嫌いではなかったので夕飯の献立は自分で作り、朝食はシリアルと豆乳に、昼は一切外食を止めて手作りとする
現在の糖尿食は昔の様な何にも食べられないと言う事はなく年齢を考慮して肉は毎日200g以上、野菜と魚は幾らでも(限度はあるが)食べられる
駄目なのは炭水化物で米飯は茶碗に半分位が一食、食パンなら6枚切りを1枚目安、当然饂飩パスタも制限され、ジャガイモも蕎麦も口汚し程度である、
栄養士曰く「世界で主食になっているものは食べられません」そうだ
しかし、自分はこういう制限は一度やっていたのであまり苦にならない、やはり8カ月で予定の10㎏減量は達成し、14ヵ月で73㎏まで下げた、
しかしその後5年間、77歳の体重は79㎏まで戻って来た
スマホのアプリケーションを見つけて毎日の食事をコントロールし始めて糖尿メニューをやっているだが栄養バランスが基準内になっても体重は中々下がらない
去年末に年末の挨拶で話した人が透析で週三で通院していると言う
自分の話をして運動と食事で治るからと話したら「そんな暮らしをして生きる位なら好きなもんを好きなように飲んだり食ったりして死んだほうがなんぼかましだ」と笑われた
私より半廻りも上の先輩だが会って居る限り実に元気なんだが
しかし最近になってこの話が実に解る様な心持になって来た
美味いもんも旨い日本酒も我慢したところで良い所あと10年程度、好きなもんを好きなだけ喰って後は野となれ山となれの方がなんぼか良いか
自ら死のうとは思った事はないが(まあ、どうでも良いか)と思って生きていた時期もあったな
残った者に迷惑を掛けないならそれも良いか
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