御祭神は「猿田彦大神(さるたひこおおかみ)」「宇迦御魂大神(うがのみたまのおおかみ)」である。
猿田彦大神は天孫降臨の際に道案内をしたことから、善導の神として開運招福、家内安全、交通安全の守護神として信仰された。また、魂を導き甦らせることから、甦りの神、別名輿玉の神とも言われている。
そのほかに、地主神とも言われ、土地の邪悪を祓い清め災いを除く福寿の神としての信仰もある。
宇迦御魂大神は、稲の霊の神といわれ、食料を司る神である。
ここにはたくさんの蛙がいる「二見蛙」である。
蛙は猿田彦大神の使いと信じられている。
無事かえる、貸した物がかえる、若がえるなどである。
また、二見浦は清き渚と呼ばれ、昔は、伊勢神宮に行く前にこの禊浜に参宮するのが参拝の順序だった。
しかし、今は禊の変わりに5月21日に「輿玉神石」から、無垢塩草を採取し、天日に干した物をお風呂に入れたり、身に着けることで代わりにしている。200円で販売。
また、ここには天の岩屋
綿津見大神を祭る「龍宮神」もある。