amazonで本を購入すると、同じ分野の本を次々と紹介してくれる。
おせっかい機能であるが、そこでぽちっとしてしまう私。
あなたをエクスタシーの内に次元上昇させる「聖なる性の秘儀」
交わりがエネルギーの交流だということは感じていた。
しかし、世の中では交わりはいやらしいことであって、善と悪しかなければ悪だと思われている。
だから、性教育はされず「AVビデオ等ですでに教育されているからいいでしょう」と避けられている。
この本ではなぜ性が聖なるものから性を「恥ずかしいもの」に変えたのか。
そして性を「軽いもの」に変えたものは何か。
また、エネルギーからみた性や寂しがる心の手当。
最後にエネルギーを循環させる方法について書いてある。
太古の人々は交わりがエネルギーの交流だということを知っていた。
だから、権力のあるものが女性を囲い、女性のエネルギーを自分だけに活用した。
そして「宗教」という名のもとに、一般人にエネルギーを貯めさせないためSEXはよくないもの。
子供を作るための行為として布教した。
そして、バブルのころから始まった、女性に価値をつけるためのSEX。
それは、最近の援助交際にもつながっているという。
「心と体は別よ」
男にお嬢様扱いしてもらって、自分は良い女だと価値をつける。
これはマスメディアの戦略だと著者はいう。
交わりたくない相手とは交わってはいけない。
交わりたくない相手とは?と考えた時に、確かに手を繋ぎたいとも思えない相手はいる。
それは、汚いとか気持ち悪いとかでない。
エネルギーを交換したいと思わない。
自分を癒やすためだけの交わりは、パワーを落とすから辞めた方がいい。
それなら、マスターベーションで自分のパワーを回した方がよい。
心のない交わりは、相手や自分のパワーを減少させる。
読む前は、パワーを交換する交わりの方法が書いてある本かと思ったが、そうではなく、SEXの捉え方や世の中の危険についても書いてあり、交わることの意味も考えることになる本である。
交わることの意味を考えていたら、読んでみるとよい。
いい加減な交わりをしていると、本当の大切な人と出会うタイミングを逃す。
だから、援助交際や寂しさを紛らわすだけの交わりは避けなくてはいけない。
そして、最近はやりの不倫も同じ。