2016年1月9日(土)
今朝は4時半に教会の鐘で起こされた。
昨日、暗くてわからなかったが、昨日観光したダナン大聖堂の目の前のホテルだった。
朝食後、お散歩に行こうと思っていたが、雨。
さすが雨女の私。


フォー大好き。
食後、雨の中お散歩に出た。
傘をさしているのは私たちだけ。
地元の人はバイクで移動するので、レインウエアー。

信号や横断歩道がないので、車やバイクの間をぬって横断する。
昔、香取信吾さん主演のテレビドラマ「ドク」を思い出した。
ドラマの最初がベトナムで、安田成美さんが道を渡れないで困っているときに、ベトナム人の香取信吾さんがサッと手を引いて横断させてくれた。
そんな素敵な出会いはなく、友達とドキドキしながら横断。

ハン川にかかるロン橋。別名ドラゴン橋。
夜になるとライトアップされ、週末の夜9時には火を噴く。
その間は通行止めになるらしいが、ぜひ見て見たい。
再びホイアンに向かう。
ホイアンからダナンまではホイアン・ビーチやゴルフ場があり、高級リゾート地になっている。
中国資本、日本資本などのリゾートホテルがたくさんある。
昨日は暗くてよくわからなかったが、ホイアンは風情のある素敵な街並みである。

壁が黄色いのは、土埃がひどいので汚れが目立たないためだそうだ。
まずは「福建会館」へ。福建省出身の華僑の集会所である。

春節のために飾りつけをしていた。金箔をはっている。

次に案内されたのが「海のシルクロード博物館」
伝統的な2階建て民家。

そして、昨日ライトアップされていた「来遠橋(日本橋)」
ホイアンは昔、アジアとヨーロッパの貿易の中心地であり、16~17世紀には日本人街もあり、この橋も1593年に日本人が建造した。
現在の2万ドン札にも印刷されている。

橋の真ん中にお寺がある。

雑貨など売っていて楽しい場所だったのに、時間が無くて買い物が出来なかったのが残念。
お店の人たちは呼び込みとかはしないので、静かにお買い物が出来て、良いところなのに。
ダナン空港に行くために、ダナンに戻り地元のスーパーでお買い物。
地元というから、小さなスーパーを想像していたら「ロッテマート」

食材のお土産を購入。これで1000円

近くのレストランで昼食。

ずっとビールだったが、皆がマンゴージュースが美味しいというので飲んでみた。
フレッシュで美味しかた。
これは、バナナの花。エビチップと一緒に。

そして麺料理。

またまたお腹いっぱい。
空港に行く前に「チャム彫刻博物館」を見学。

どこかで見たことがある、彫刻。
クメール文化の影響が強いチャンパ時代の宗教芸術だそうだ。
カンボジアにもあった、男性器と女性器のリンガ。
子孫繁栄は国が滅ばないためには大切なこと。

ここはドラゴン橋のたもとにある。

ダナン空港からホーチミン空港へ移動。
ここで、女性のガイドさんとお別れ。
さっきのスーパーでレモン塩を購入した人が空港の手荷物検査で没収された。
瓶入りの塩で液体ではないのになぜ?
今回の飛行機の席は一番後ろの窓側。
10人バラバラで座った。空港でみんなに会えるか心配。

1時間30分の飛行。
ホーチミンの「タイ・ソン・ニャット国際空港」は家がすぐそばにあって、飛行機から下を覗いてぞっとした。
10人で合流して、新しいガイドさんの所に。
今度のガイドさんは40代くらいのベテラン男性。
ホーチミンは、今までの中で一番都会。
他の街は、昼間の店が閉まると夜店が出るのだが、ホーチミンは夜店禁止。
ホーチミンでの観光の最初は「統一会道」

1975年4月30日に人民解放軍の戦車が正面から突入し占領し、ベトナム戦争が終結した。
いまは博物館になっている。
ここの前の通りは春節の準備で綺麗に飾られていた。

次は「サイゴン大教会」

数年前に、このマリア様は1週間涙を流したそうだ。
そして隣の中央郵便局。
19世紀のフランス統治時代に建てらた、ヨーロッパの建物に似た造りの建物。

中も素晴らしい。

これが最後の観光。
最後のお土産物屋さんにより、Tシャツ購入。
そして最後の夕食へ。
今までの中で一番落ち着いて食事が出来る場所だった。
最後の夜を、知り合った10人で乾杯した。



デザートのお茶の器は景徳鎮だった。
ここでもお腹いっぱい食べた。これでベトナム料理は終了。
週末の夜のホーチミンは眠らないらしい。
だいたいがバイクにニケツ。
「男同士は寂しいね」とガイドさん。
本日のホテルは「NEW EPOCH HOTEL」

明日も早いからと、荷物を詰めてベッドに。
眠れない。外がうるさい。
このホテル、大きな通りの交差点に面してる。
バイクの音とクラクション。
バイクや車をよけるのにクラクションをみんなが鳴らす。

何だか懐かしい時代を思い出してしまう。
本当にうるささは一晩続いた。