2018年2月9日(土)
今日の昼食は女子会。
高校時代の部活のメンバー。
私が長野に引っ越すとういことで集まった。
高校を卒業してから集まったのは、それぞれの結婚式。
女子会として集まるのは初めて。
年賀状では毎年「集まりたいね」と書いていたが、声をあげる人が誰もいなかった。
「久しぶり、変わってないね」
子育てもひと段落。
高校生や大学生の子供がいる人もいるが、家を出られないわけではない。
話を始めると、高校生の頃が戻ってくる。
頼りなかった人もすっかり母親であり妻であり嫁であった。
「正社員ていいよね」
「パートなのに、社員並みに仕事しなくちゃいけないのよ」
「私もパート、仕事嫌いで面接断るつもりだったのに、『あなたみたいな人探していたのよ』って言われて、辞められなくなっちゃった。でも、午前中だけね」
「私はクリーニング店の店番のパートしているけど、暇なの。でも立ちっぱなしで体が辛い」
「旦那さんが定年して、ずっと一緒の時間になったらどうしようかと思う」
「え、私は旦那好きだからいつも一緒よ。ここ5年は子供預けて、毎年ふたりで旅行に行っているよ」
「じゃぁ、手とかもつなぐの?」
「外じゃつながないわよ。寝るときだけね」
「結婚した時から同居だよね、どう?」
「最初からだから、まあ仲いいわけではないけど、当たらないようにしている」
「2世帯だけど、まだ弟が結婚していなくて。最近はお姉さんもご主人が単身赴任だからちょくちょくご飯食べに来ているみたいだし」
「私なんて『出て行って』って言われて別居したわ。お義母さんずっとひとりだったから、ひとりが良いみたいで」
おしゃべりは止まらない。
高校生の時は気がつかなかった。
このメンバーはみんな穏やかで責任感の強い人ばかり。
運動部としては弱い部だったが、みんなでもめることはなかった。
1年生の時8名、3年生の時7名と途中退部はひとりだけ。
個人競技だったので、毎日放課後に集まって黙々と練習をしていた。
合宿の時も、みんなで励まし合って涙を流しながら頑張った。
辛かったけど、楽しい時間だった。
このメンバーだったから楽しく過ごせたことに35年経って気がついた。
「また会おうね」
4時間喋りまくって解散した。
みんなありがとう。