夕べのNスペは、
『 阪神・淡路大震災17年 東北復興を支えたい~“後悔”を胸に 』
というタイトルで、
何人か、真剣に取り組んでおられる方々の様子が紹介されました。
ある建築の専門家の、町の再建の例では、
資金も無い高齢者の問題に取り組んで、
数人が共同生活を送れる家づくりです。
他の視点からも、『共住み』という新しい取り組みは、
様々あるようで、いくつか見聞きしています。
そんなとき、よく数人が賑やかに食卓を囲んで
楽しげに食事している光景が映し出されたりするのですが、、
そういうのって、一見 理想的にも見えるのですが、
「一律にしてほしくないわね」、っていう気持ちが出てくるんです。
あるグループホームでは、
そういう大きなテーブルもあるし、
その隣りに、
静かに食べたいという人のための席も用意してあるそうで、
「これは良い~」って思ったんです。
雑木林や田畑などの光景を眺めながら 落ち着いて食べられるように、
窓に向かって横に並んでいる席です。
後ろや周りに人の気配を感じているので
寂しさなどは無い。
暖かく穏やかな空気の中で、
食事や風景など じっくりと ゆったりと味わいながら食べられる。
そのどちらでも、本人の希望で選べるんです。
固定観念など外したところで、
一人一人がしっくりと
落ち着いて暮らせるようなのが良いと思うんですよね――。