michi のひとりごと

日々のつぶやき、あれこれ。

老々介護8年。 100歳になった母を見送りました。
こちらは重度の難聴。

無声音の時点で、もう反応!?    〔聴こえ〕

2012-01-22 08:27:01 | Weblog

『アインシュタインの目』、先週だったか

競技かるた名人の早業を解明する、というものでした。

そのカギがいくつかあったんですが、その一つに

「聴き取る力」があったんですね。

たとえば「さ」で読み始めたとき、

「さ」の「S」、無声音の時点で、もう反応して手が伸び始め

その次の瞬間の「a」の雰囲気を察知?予感?の段階でバッと取ってしまう。

 

これは、興味深かった。

難聴でも色々ありますが、私の場合、

音量が小さいというのもあるけど、さらに

まるで昭和初期のラジオか、大正・明治頃のか、

とにかく、不鮮明。 ナニ言ってるのかあまり分からない、それを

グッと集中して、イントネーションや、

その場の状況や、話し手の口の動き・表情とか、話の前後、

などなどから推測していくんです、無意識のうちに。 それの連続――。

 もちろん、名人は、ウチらのレベルの比ではないでしょうけどね。

 

で、実際には、わたしの耳には、

所々が推測だったり、ほとんどが想像・勘だったり、

ゼンゼン分からなくてお手上げだったりするんですが。 

 

          

視覚障がいの友人が2人います。

それぞれ、道もドンドン歩いたり、かなりフツウに生活しているようですが、

聞いてみると、

 *明るさで、グッと見え方がちがってきたり、

 *視界がすごく狭くて、まるで筒から覗いているよううだったり。

私たちのそれとは ずい分違う。

でも、それなりに 仕事し、暮らしているんですよ。

 

         

視覚と聴覚ではちがうでしょうし、色んな条件は それぞれですけど…、

 消極的になってしまった自分を 時々省みたりしてるんですけどね。。

 

 

 

 

 

コメント
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