『ガンジー村通信』というメルマガがあります。
とても長いので、私はだいたい最後の「でんでんむしのつぶやき」を主に読ませてもらってます。(スミマセン!)
今回(7/7)、こんな記事が目に飛び込んできました。
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その紫陽花の名をつけた原発再稼働反対の市民運動が、このところ毎週金曜
日の夕方、首相官邸前で繰り広げられています。始めは2~300人から始ま
った運動が、今では、5万人、10万人という参加者で、
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主催者によれば、この運動はデモでさえなく、非暴力不服従の精神で、ただ
集まって抗議することが趣旨のようです。Twitterなどインターネット・ツール
を使って運動が拡散されているようです。チュニジアのジャスミン革命以来、
この種のツールは市民にとって、大きな力を発揮してきています。エジプトは、
ムバラク独裁政権を倒し、紆余曲折を経ながらも、選挙で新しい大統領を選ぶ
ところまで来ました。反独裁政権を掲げながらも、暴力を前面に出してしまっ
たリビアやシリアは混迷を深めています。
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「音楽が俺たちの武器」という官邸前の若者たちの姿を見て、新しい形の市
民運動が生まれつつあるという感じを受けました。時代の後押しもあって、こ
の運動を動画中継するジャーナリストもあり、集会の様子をヘリコプターを飛
ばして空中撮影する人たちもいます。それを自宅にいて何十万人という人たち
が視聴している時代です。この官邸前の集まりよりも、パンダの誕生を優先す
る日本のマスメデイアは、早晩、時代に取り残されるでしょう。
どうか、ゲバ棒で暴れまくって自滅していった全共闘世代の小父さんたちの
血が騒いで、この新しい形の市民運動を妨げませんようにと祈りつつ、「紫陽
花革命」の行方を応援しながら見守っています。
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特に最後のくくりには、全く同感します。