NHKの『朝ドラ』は、これまでほとんど見たことなくって、
そのドラマによっては総集編を見たりする位だったんです。
でも『梅ちゃん先生』は、最初から観ることに(土曜の、連続放映で)。
なぜ観ようと思ったのかというと、
まず、
主人公が『いつも前向きで明るく、笑顔をたやさず』みたいなスバラシイ人 じゃなくって、
『なにをやっても失敗ばかり。たよりなくて…』という娘、と聞いて親近感もったから。
そして時代背景。私は戦後もう落ち着いた頃に生まれたと思っていたけれど、
決してそうではなかった、ということが、大きくなってから次第に分かってきた。
父母や周りの大人たちは、どんな状況の中で私を育ててくれたのか、
大まかな辺りだけでも知りたかった。
さらに、字幕放送で観れるようになった。 これが大きいかも。
観ていて、話の展開はとても面白い。
そして懐かしい。家や街の様子、小道具などなど…。
先週、梅ちゃんが着ていたブラウスは、可愛い小花プリント。
これがたまらなく懐かしかったんです。
そうそう、こんなの着てたよねー、ワンピースでもなんでも。
ウチでは、母が何から何まで縫ってくれたんです。足踏みミシンで。
(余談ですが、先日行った和風レストランでお会計しようとレジへ行ったら、
手荷物 置き として足踏みミシンがあったんです。機械の部分は台の下に収納した形で。
懐かしくって、お店の方に思わず「わぁ、これ懐かしいですねぇ~」と話しかけてしまいました。
連れの若い人にも言ったけど、ただ「あ、そうなん?」という顔してましたが…。)