NHKの『仕事ハッケン伝』、時々見てるんですが、
きのうは清掃がテーマ。
これは観なきゃ。
20歳の堀井新太クンという俳優さん、
スポーツマンだそうで、見るからに健康的。
ビルの清掃のプロに、基本から学んでいく。
も、真剣勝負、といった感じ。
そうして、 「はぁ、、疲れた~」とヘタる新太クンの横で、
70歳を越えた女性(元技能チャンピョン)は余裕で軽々とこなしておられる。
ポイントを押さえ、動きに無駄が無いんですね。
番組だけでも充実していたけど、
さらにHPをみると、新太クンを指導して下さったプロのお2人の話がありました。 ↓
http://www.nhk.or.jp/hakkenden/zukan/index.html
う~ん、これは深い。
例えば、
『探究心を持って仕事に臨むことが大切』とあり、
全く同感します。
自分のことをふりかえると、
昔、職場にきれいなロビーが出来たとき、日々自分たちで清掃していくんだけど、
最初だけプロに来てもらって指導してもらった。
そうしたら、例えば、
床のモップがけなど、ふつう隅までキッチリ拭きたくなる
(その方がチャンときれいにお掃除した気分になる)けど、
「きれいなモップでなければ、壁に触れた部分がだんだん黒ずんでくるので、
壁には触れない程度にしておいた方が良い、
人が歩くのは、そんなに壁際まで行かないので汚れないでしょ」、
って仰るんですよ。
で、「その前の掃除機かけは、キッチリ隅までやっておく」、と。
なるほどねぇ、と感心したんです。
私はその後も(他の仕事もしながら)職場内の清掃を自主的に担当したことが何度かあり、
気が入りました。
やり始めた頃は時間かかるし結構疲れるけど、
だんだんポイントが見えてくる。
「ここは、こんな感じでやったら良いんだ 」とポイントを見つけた気でやってたら、
いつのまにか季節や状況など変わっていて、
それではウマくないことに気付いてハッとしたり。
そんなことも含めて、おもしろいんですよね。
学生時代は全部自分たちでお掃除していたけれど、
短大ではその記憶が無いんですよね。
当番で交代でということだったらやっていたと思うんだけれど…。
ということは、
夜とか、講義の無い日曜日とかに、
こういうプロの方がきれいにして下さってたのかしら――。