驚いた。諦めていたオキザリスが咲いてる。
それも、育てていたプランターのは すっかり枯れてしまった そのすぐ横で、溝の蓋のすき間から出てるんです。
(素人考えですが、溝の中は暖かく霜枯れのようにはならなかったんでしょうか。)
このオキザリス、ここに至るいきさつは、話し出すと長いので、また後ほど。
もう一つ驚いたのは、ここから10数m離れた場所に群落が出来てた。
これは種が飛んでたのでしょうか。
植物たちの生命力に感動を覚えました。
元はといえば、もう10年か、もっと前か、友人のAさんに種を頂いたもの。
Aさんは全盲。何にでも意欲的な人で、園芸も上手にやってらした。
最初から順にお話ししますと――、
私がまだ20才くらいの頃、何かボランティアをしたくて、点字の練習をしていた。点字の用紙って、ちょっと厚めで適度な固さ、特別なんです。
それを実家に置いてあったのが、忘れた頃に一〆出てきたと母から連絡があり、Aさんに差し上げて使ってもらった。
そのお礼にと、オキザリスの種を頂いたので、母に送った。お花の好きな母はとても喜んでプランターに植え、毎年咲いてくれる花を楽しんでいました。
ここ数年は、さすがにもう咲かなくなって、茎と葉だけ茂るような状態だったんです。
それが、、溝から咲いた。 離れた所で群れて咲いてる。
なんとまぁ――。