『今日のフォーカスチェンジ』――かめおかゆみこさんのメルマガです。
今日のは参りました。
まるで私の為にメッセージを書いてくださったよう。
ぜひ読んでみてください。↓
(私の胸にグッときたところ、背景色をつけてみました。)
★4080号★おばかさん談義
こころのしくみに関心をもつようになってから、...
必然的に、脳について、いろいろ学ぶようになった。
そして、学べば学ぶほど、脳って、おもしろいやつだなあ~と
想うようになった。(笑)
脳は、これだけの文明を築き上げ、
宇宙に探査機を飛ばすことができるほど、頭がいいのだけれど、
みょーに、おばかさんなところがある。
たとえば、脳は、他人と自分の区別がつかない。
だから、テレビドラマを見ていて、主人公が危機に遭うと、
どきどきしたり、はらはらしたりする。
自分とは、全然カンケーないのにね。(笑)
まあ、そのおかげで、オリンピックとかで、自国の選手が活躍すると、
自分ごとのように高揚して、元気が出ちゃったりするのだから、
悪いことではないのだけれど♪
それから、脳は、過去と現在と未来の区別がつかない。
これも、どう考えてもおばかさんな話だ。
だって、過去はもう終わったこと、すでに存在しないものなのだ。
なのに、私たちは、まるでそれが、
いま起きていることであるかのように、感情を揺さぶられる。
また、きてもいない未来に、何が起きるかを想像しては、不安に想う。
どちらにしても、おかしなことだ。
さらには、脳は、現実とイメージの区別もつかない。
だから、ありもしないことでおびえたり、
言われてもいないことで傷ついたり、
勝手に思いこんだことで怒ったりする。
ほんとに、脳は、おばかさん。
最近の脳科学の発達で、そーゆーことが、どんどんわかってきた。
だから、私たちは、それをもっと、活用していいと想うのだ。
たとえば、脳は、他人と自分の区別がつかない。
だから、さびしいときやかなしいときには、
自分で自分を、ぎゅーっと抱きしめてあげたらいい。
胸もとやみぞおちのあたりをさすりながら、
言ってもらいたかったことばを、惜しみなく、そそいであげよう。
「よしよし」「いいこいいこ」「大丈夫、大丈夫」と、声をかけてあげるんだ。
この声かけ、他人であっても、自分であっても、
同じ効果があるんだなあ。
脳がおばかさんなおかげで、ほんとに助かる♪
しかも、一円もかからずに、できるしね♪(笑)
脳は、過去と現在と未来の区別がつかないので、
過去に関しては、いろいろ着色・脚色してあげることができる。
あれって、かんちがいだったんだよ。
自分では気づかなかったけど、見えていないところで、
こんなことが起きていたんだよ、とかね。
実はこれ、ほんとなのだ。
私たちは、どんなときも、世界のすべてを把握することはできない。
たまたまそのときにキャッした情報が、すべてだと想ってしまうだけ。
でもそれが、本当にほんとかどうかなんて、
実際のところ、誰にもわからないのだ。
誰ひとり、世界を把握してはいないのだから。
だったら、自分の都合いいように、捏造しちゃってかまわないのだ。
だって、勝手に思いこんだ事実で、苦しむのと、
勝手に捏造した事実でやすらぐのと、
あなたなら、どっちがいい?
ここまできたら、もうわかるよね。
未来についても同じ。
未来がどうなるかなんて、誰にもわからないんだよ。
そもそも、明日生きてるかどうかさえ、わからないんだから。
だったら、捏造しちゃえばいい。
仮に、未来に不幸が待っているとしても、
それまでずっと不安をかかえて生きるのと、
その瞬間までは、幸せに生きるのと、どっちがオトクだい?
そうそう。
脳の最大のおばかなところは、フォーカスしたものしか、
認識できないってこと。
たとえば、自分は誰からも愛されていないと想った瞬間に、
脳は、愛されていないに該当する情報を、せっせと集めてくるんだ。
そうではない情報は、その瞬間に、ばっさり切り捨てちゃうのだ。
私は、20代のときに「内観」をやって、そのしくみに気づいた。
過去の体験にまつわる、まるごとの記憶が、
脳のなかにかくされていた。
自分が思いこんできたことは、
その記憶の一部を、勝手にチョイスしていたにすぎなかった。
そう。
私たちは、自分の意識的無意識的な指令によって、
脳が集めた情報を、すべてだと思いこんでいたにすぎないんだ。
私の場合は、そのことを客観的に理解・納得するまでに、
さらに相当な時間を要した。
私の脳も、相当、おばかにできてるらしい。(笑)
おっと。
脳は、けっこうヘタレなので、あんまりばかばか言うと、すねちゃうから、
おばかさん談義も、このへんにしておこう。
今日は、脳のしくみを、出血大サービスで公開しちゃったので(笑)、
ぜひ、おおいに活用してほしい。
え? 理屈ではわかったけど、わりきれない?
ちっ、ちっ。
それは、あなたの脳が、「理屈ではわかったけど、わりきれない」
という思いこみを選択しているだけ。(笑)
それもまた、これまでの、脳の習慣による結果にすぎない。
脳は、知らないことは苦手で、慣れてることのほうが好きだからね。
だから、たまには、だまされたと想って、
「理屈でわりきれなくても、楽しそうなほうを選ぶ」
という選択をしてみてほしい。
あとは、量稽古。
自転車に乗れるようになったときのことを想いだして、練習してみて。
結果は、お楽しみさまですよ♪(*^_^*)
★メルマガ「今日のフォーカスチェンジ」の登録はこちら♪
https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=EvtJqOoku
★バックナンバーはこちら♪
http://archive.mag2.com/0000119721/index.html