先日観た番組で、歴史家の礒田さんのお話が興味深かった。
もう小学生の頃からの歴史オタクで、「両親は もう 諦めてましたねー」と苦笑されてました。
それが、日本を代表する歴史学者になられたのですから――。
‘ 好き ’ というのは、本当に強い。
さっき聴いた森山直太朗さんの歌の中にも『大好きなものがあったら動き出せる~』みたいなのがあって、頷いている自分に気づきました。
ひと月前までは、大きな役割があった。母が最期まで できるだけ心おだやかに過ごせるように、自分のやれることをやっていく、という大事なお役目。
それが、消えた。無くなってしまった。
今は諸手続きに取り組んで、というか 追われて悪戦苦闘だったり。
それがナントカ終わり、四十九日が済んだら、
家の片付け、整理。これ、大仕事…。
全部整理できたら、どんなにスッキリすることでしょう。でも、そこまで出来なくても、大まかに大体片付いてきたら、平行して――、
アクリル毛糸で、エコたわしを編みたいんです。そういうの、好き。
ひと頃 熱中しましたねぇ。
あちこちで編み方を調べ、自分なりにアレンジしたりして、毎晩 夢中になって編んでた。
より使いやすく、より 見た目に心地良くとか 目指して。
(エコたわしって、「カラフルに♪」というのが多いようですが、私は同系色で2色くらいが好き。目立たず、そこに有ってその空間にしっとり馴染んでるようなのがいいかな。)
それを、身近な人にプレゼント、というか、
もらってもらって(人によっては、有難迷惑だったかも?)感想とか、そういう交流が楽しかった。
そんなことから、仕事など やっていく原動力を生み出していけたっけ。
ああ、じっくり落ち着いて、好きなだけ編みたい。
そんなことが描けてきたら、
ちょっぴり元気が出てきたような――。