minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

慌ただしかった謝恩会

2006年03月15日 | 家族の日常
 「卒業まであと6日」スクリーンに写った文字でウルウルっときたが泣いている暇は全くなかった。今朝6時半に目が覚めてしまったので確定申告をすませ、学校に向かう。謝恩会は保護者が先生たちにお礼をする会という事なので、卒業対策委員の私たちは昨日から準備に追われかなりテンパっていた。

 昨日に比べて随分と暖かく、体育館もぽかぽかしている。普段の行いが良いお母さんが多かったんだな。テーブルセッティングをしながら子供達の歌やメッセージのリハーサルを聞く。遼介は歌の伴奏でうまく弾けるのかちょっと心配(親ばか~)。荒々しいイントロ・・・もう少し丁寧に弾けよ、と思わず注意したくなったがぐっと我慢。お母さんたちとバタバタと作業を続ける。お母さんパワーはやはり凄い。みんなが一丸となって着々と仕事を片付けて行く。あとは本番を待つのみだ。

 生徒や来賓の入場が終わり、軽食の時間になって遼介に「ピアノ、大丈夫?」と声をかけると「譜面がなくなった・・・」「え~っ?さっきリハーサルで弾いてたじゃん。」「うん、教室に戻ってなくしたらしい・・・」担任の先生も真っ青になって「お母さん、私と一緒に探しに来て下さい。」って‥‥。私が作った譜面で代わりの譜面はないのだ。いくら探しても出てこないので「もう仕方ないからアンプでやるしかないよ。頑張りな。」ったく...なんで本番直前でなくすんだよ~。息子より母が動揺してどうすんの、と自分に言い聞かせ、落ち着いて見守る事にした。いよいよ遼介の演奏が・・・イントロとエンディングは間違いなくなんとか無事に弾けたので、一安心。ああ、これならもっと練習させておけばよかったなあ。あっという間に、泣く暇もなく謝恩会は終わってしまった。何やってんだか・・・。