NPO法人美濃の森造隊だより

人と森林との最適な関係を探るため、岐阜県恵那市を中心に人工林の間伐をしながら森造りを行なうグループの活動報告です。

引き続きポータブルウインチによる集材、間伐 (1月7日)

2012年01月10日 | 間伐
森とくらし隊の皆さんにはチェーンを買ってもらい雪道に備えたのですが、作業日直前に参加者が増え、結局チェーンは使わずスタッドレスタイヤ装着の車に分乗して山に上がりました。
雪は坂道の急なカーブにアイスバーンとなって殆ど変わらず残っていて、この分だと晴天が続いても1月一杯は山道が危険かもしれません。
現場に到着すると先ずは焚き火。
このパターンは冬の間は変わりません。
しっかり焚き火で体を温め、今回も集材班と間伐班に分かれて作業を行いました。

集材作業の準備の様子です。

立ち木の出来るだけ高い位置に滑車を取り付けロープを通します。
二人で一つのワンタッチラダーに登り、下からロープを手渡す所です。
個々の隊員の技量が同じ様に上がり、相手の手助けが要求前に出来る様にならないと、共同作業が上手く行きません。
これは上手く行っているようです。
二人共、森とくらし隊の女性隊員ですが、随分頼もしくなって来ました。
継続は力なりですね。
クリスマスイブも今日の七草もこうして山で過ごしているわけですから。

ウインチの操作中です。

前回の作業の反省から、ウインチが浮き上がらないように写真右側立ち木の根元に滑車をもう一つ取り付けてみました。
それでも若干浮き上がるので、ウインチを止めているスリングベルトを足で踏みつけています。
しかしまだ不安定です。ウインチを2番目の滑車より高い位置に設置すれば更に良かったかもしれません。
次回はもっと上手に操作出来るでしょう。


やはり前回より楽に集材出来ました。
習うより慣れろ、体験は貴重です。
間伐班も、今回はチェーソーを壊すこと無く無事作業を終えたようです。
もう1,2回の商材作業で材を市場に出せそうです。

今回、「ぎふ森林づくりサポートセンター」の小野さんが見学に来られました。
その時のレポートがこちらです。

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