NPO法人美濃の森造隊だより

人と森林との最適な関係を探るため、岐阜県恵那市を中心に人工林の間伐をしながら森造りを行なうグループの活動報告です。

甚平坂南隣接人家周りの間伐 (2024年10月12日)

2024年10月15日 | 間伐
先月の活動は都合により中止でしたので、久しぶりの活動です。
甚平坂南で昨年から活動を始めていたのが近隣の方々の目に留まり、甚平坂南ヒノキ林の南西角に隣接するお宅から家の周りの広葉樹やヒノキを間伐して欲しいと依頼を受けました。
広葉樹が大きくなり枝が家に覆いかぶさり、枯葉が雨どいを詰まらせ始めた為でした。
比較的良くある支障木の伐採依頼です。
しかし覆いかぶさった広葉樹は背が高く細い枝が何本も分岐して人家に被害を出さずに伐採するには難しそうだったので、比較的安全に伐採可能なヒノキと広葉樹だけを伐採する事にしました。

先ずは安全に伐採出来るヒノキから間伐します。


そして広葉樹です。
枝をけん引しながら落として行きます。


牽引する方向や牽引する場所を考慮して枝払いしても予定外の方向に枝が落ちる場合が有ります。
枝払いは間違ってもそれ程の被害は出しませんが、幹本体の伐倒は残っている枝で回転したりして予想外の方向に倒れる危険が有り、その際枝が屋根に当たれば家にかなりの霜害を与えます。
やはり家の近くの広葉樹の伐採は簡単ではありません。
作業の安全と家屋の安全の為には、先ずは高所作業車を使用して枝を全て落とす検討をすべきですね。


一日かかって予定の作業を終えました。
まだ暑かったのと神経を使ったので、とても疲れました。

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