NPO法人美濃の森造隊だより

人と森林との最適な関係を探るため、岐阜県恵那市を中心に人工林の間伐をしながら森造りを行なうグループの活動報告です。

作業小屋作成 (10月24日)

2020年11月02日 | 間伐
森の入り口上流で間伐を進めて来て、森がかなり明るくなって来ました。
間伐を進めるうちに思わぬ場所に広葉樹が隠れていたり、広い平地が有ったりする発見がありました。
そこで、森林の利用と憩いの場所作りのために広い平地に森の木々を工作する作業小屋を作ることにしました。
今回は、そのための林内整理とヒノキ材の集材を行いました。
間伐した森はスギがほとんどで、ヒノキは散在しています。
とりあえず斜面下方に倒れているヒノキをポータブルウインチで集材しました。
直引きのため、材の先を上げるための滑車を立木の上部に取り付けます。
(手前の材は前回集めた薪用のスギ材です)


安全帯を持って来るのを忘れました。
安全帯が無いと両手を使っての作業が出来ません。
また今回も反省です。


長尺材を引き出す際には、一緒に岩やほかの材が一気に落ちてくる危険性があります。
一本づつ工夫しながら集めて行きます。


午前中の作業を終え、焚火の周りで昼食を取りながらたっぷり旅の話をし、いざ午後の作業をと腰を上げたとたんに空が暗くなり雨が降り出しました。
天気予報では午後も晴れだったので油断していました。
少し様子を見ましたが、雨は強まりそうだったので午後の作業は中止と決め機材の撤収にかかりました。
ところが機材を撤収し終わると雨はぴたりと止み、何事もなかったかのように晴れ間も出てきました。
どうやら冬の先駆けの寒冷前線のいたずらだったようです。
季節は思った以上に確実に前に進んでいます。
出鼻をくじかれましたが、その後は焚火に戻ってよもやま話で日が翳るまで時間を過ごしました。
焚火の前で何となく過ごす時間も良いものです。

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