ART COMMUNICATION IN SHIMANE みるみるの会の活動報告

島根の美術教育関係者が集まって立ち上げた対話型鑑賞の普及に努める「みるみるの会」の活動情報をお知らせするブログです。

9月例会の様子をお届けします!!

2015-09-20 12:35:36 | 対話型鑑賞


9月のみるみるの会月例会を行いました。
今回の参加者は会員ばかりの6名でした。(春日、房野、金谷、上坂、廣田、藤野)
はまび(浜田市世界こども美術館)のコレクション室の作品で行いました。
ナビ役は順番の松田さんが欠席なので、廣田、春日の予定でしたが、夏季研修会中に会に新加入の藤野さんが参加しだので、いきなりですが、ナビをやってみないかと誘ったところ「やります!!」と、前向きな発言をいただき、お願いしました。
私たちの会は「対話型鑑賞」を普及することとナビゲーターのスキルアップを目ざしている会なので、ナビ役を務めて、研鑽をはかる気持ちが大事です。新加入の藤野さんにその思いが伝わっていたこともとてもうれしく思いました。
男性会員が2名(松田、藤野)となり、女子会脱出できたこともうれしいです。仲間を増やして島根の小中学校図工・美術教育の今後の振興にますます期したいと思いを新たにしているところです。

では、9月例会の様子をお届けします。
藤野さんの作品は画像にもあるようにデザイン(秋山 孝)の作品です。

ナビ後のMTGから
本人の振り返り
☆作品に関する参加者の発言は想定したものの範囲であった。
☆ナビとして、対話の流れはどうだったのかが気になった。
☆終わり方。30分程度と最初に聞いていたが、20分くらいで停滞した。あの時にどうしようか迷った。プッシュしたが、あのプッシュでよかったのかが気になる。
参加者から
☆停滞した時に、切り上げてもよかったのでは?みんな対話を楽しめて、満足していた様子があったので・・・。
(藤野)ARTの文字部分についての語りが中途半端な気がしていたし、自分ももっと皆さんの意見を聞きたかったので、プッシュした。
☆要素の少ない作品だったから、語りつくしていない気になりすぎたのでは?要素の多いものだと、発言があっても、話しの流れからスルーしてしまわなければならない場面も出てくるので、まあ、今回は気になっても仕方ない作品だったと思う。
(藤野)ナビも鑑賞者の1人(ACOPではそういうスタンスに立っている)と言われるので、自分の思いもナビではあるが、伝えたかったし、訊きたかった。
☆それでいいと思う。その方が一緒にみているという気持ちになれて、話しやすい。
☆ナビが優しい感じで話しやすかった。できれば、気持ち声量を上げると聞きやすい。
☆勤務校で支援担当もされているので、その経験と人柄がナビにも出ていると思う。
☆作品をみて話すことが大事なので、自分の身体の部位をポインティングするのではなく、作品の部位をポインティングした方が、みることをさらに促すことにつながると思う。
☆発言者の語る内容を「動作化」したのはよかった。特に鑑賞者と一緒に動作をしようと促したのはよかった。

藤野さんは、夏季研修会でも積極的にナビ役に名乗り出てくれた方でした。その姿をみて、夜の懇親会で会員にならないかとお誘いしました。酔った勢いもあったかもしれませんが、快諾くださったので、本当にうれしかったです。今日の例会も連絡がうまく取れず、参加してくださるのか会が始まるまで不安もありましたが、出かけてきて、ナビもやってくださって、本当に心強い仲間がまた一人増えたことを喜びました。

廣田さんのナビについては次回に・・・。
コメント
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