電話も冷蔵庫もガスもない生活をするオサムさんを訪ねる。
ネパール帰りの中村さんは、薪で沸かしたお茶を囲炉裏端で
すすり、香辛料を石で挽いてカレーを作り、版画をして一日を過ごす。
禁欲的な自給自足の隠居生活をしている訳ではなく、
ひたすらそれらの時間を楽しむために、
シンプルに暮らしている。たまに訪問者がいれば、
もちろんアポ無しだが、ゆっくりと一緒にお茶をたのしむ。
カネのために働くのが忙しく、家事などは少しでも
手早く終えようとする私達の暮らしとは対極の、
生活そのものに時間を掛け、たのしむ毎日。
そんなオサムさんの暮らしには、
我々が日々接する時間やお金の価値では計れない、
のんびりと濃密で、心穏やかな時間が流れていた。
こだわりを持って棚田を守るおじさん、
郷土料理を丁寧に説明してくれたおばさん、
地域の自然を活かして人との交流に前向きに取り組む人々等、
とにかく町の人一人一人が活き活きとしているというのが
上勝の一番の印象。
皆、身近なところで自分のできることをたのしみながら
やっているうえ、オープンに人と想いをシェアしようと
してくれる。その姿勢がとても刺激的。
一見何もない、辺鄙な町を訪れたら、
身近な自然の中で日々の暮らしを「ゆっくり」と
たのしんでいる人々に出会い、
もう一つの豊かさへのヒントと元気をもらった気がした。
ネパール帰りの中村さんは、薪で沸かしたお茶を囲炉裏端で
すすり、香辛料を石で挽いてカレーを作り、版画をして一日を過ごす。
禁欲的な自給自足の隠居生活をしている訳ではなく、
ひたすらそれらの時間を楽しむために、
シンプルに暮らしている。たまに訪問者がいれば、
もちろんアポ無しだが、ゆっくりと一緒にお茶をたのしむ。
カネのために働くのが忙しく、家事などは少しでも
手早く終えようとする私達の暮らしとは対極の、
生活そのものに時間を掛け、たのしむ毎日。
そんなオサムさんの暮らしには、
我々が日々接する時間やお金の価値では計れない、
のんびりと濃密で、心穏やかな時間が流れていた。
こだわりを持って棚田を守るおじさん、
郷土料理を丁寧に説明してくれたおばさん、
地域の自然を活かして人との交流に前向きに取り組む人々等、
とにかく町の人一人一人が活き活きとしているというのが
上勝の一番の印象。
皆、身近なところで自分のできることをたのしみながら
やっているうえ、オープンに人と想いをシェアしようと
してくれる。その姿勢がとても刺激的。
一見何もない、辺鄙な町を訪れたら、
身近な自然の中で日々の暮らしを「ゆっくり」と
たのしんでいる人々に出会い、
もう一つの豊かさへのヒントと元気をもらった気がした。