四国の旅の続きです。松山からアンパンマン列車に乗って多度津で降り、一晩放置した車に乗って近くのお寺と讃岐うどんを巡ります。
まずは、第76番札所の金倉寺。日本で一番最初に鬼子母神が舞い降りたお寺ということで、女性の守り神、子育て、安産、子授けのご利益があるそうです。http://www.kagawa-konzouji.or.jp/okaruten/index.html
健康長寿や商売繁盛などの願い事が書かれたローソクの中に、「子授祈願」というローソクもしっかりありました。また、お祓いをしたという「お加持米」もありましたので、ありがたくいただき、帰ってきてご飯を炊くときに混ぜていただきました。このあたりのサービス(おもてなし?)も充実していますね。
そういえば、日露戦争で活躍した乃木希典対象の記念碑か何かも境内にあったような…。
その後は、近くの住宅街にある古めかしいうどん屋で讃岐うどん。雰囲気も味もまあまあでした。
次に、近くにある第75番札所の善通寺へ。立派な境内に「総本山善通寺」と書いてあるので、何か特別なのかと聞くと、こちらは、四国八十八か所霊場を開いた弘法大師の生家があったところだそうです。
境内には5重の塔があったり、太子堂、薬師堂があったり、5百羅漢像があったりと、じっくり見ていたら1,2時間かかるほどいろいろと充実しています。「善く通る寺」の縁起物としてこちらのお守りも受験生を中心に人気だそうです。
さすが四国。京都や鎌倉では、小さくても拝観料はしっかりと取るようなお寺も多数ありますが、こちらではお寺自体の拝観料はかからない(一部のお寺は駐車場は有料)けど、境内にはいろいろなものが祀ってあり、人々の信仰を集める対象として充実しているところが多いと感じます。