奥越前地方の桜は散り始めていましたが、福井市から山沿いに行くと、まだ見ごろのところもありました。
戦国時代の朝倉氏の城下町・一乗谷では、道沿いに植えられたしだれ桜(武士は「垂れる」「落ちる」という言葉を忌み嫌うので、「糸桜」といったそうです)が満開です。
山沿いの庭園跡にある桜もまだ残っていて、山に囲まれた庭園全体にピンク色の花が咲いたようにキレイです。
また、丸岡城から山を越えたところにある山あいの竹田の里では、山沿いの公園に植えられたしだれ桜が満開です。
50mほどのしだれ桜の並木道を通り抜けた後、芝生の広場の周りにも30本ほどのしだれ桜が植えられていて、のんびりとお花見を楽しめます。ただ、山あいの一本道を通った奥にあるため、付近はひどい渋滞になっていました。平日や早朝に行くのがおススメかな。
一乗谷、竹田とも、しばらくライトアップも楽しめるようです。