丸岡の竹田地区といえば、山間にある枝垂桜の里として、4月半ばには大勢の人でにぎわいます。一か所にここまで枝垂桜が集中し、並木道にも公園の中にも植えられているのはみたことがありません。桜まつり期間中は、18時半から21時半ころまで、ライトアップも行われます。
http://takeda-s.main.jp/?cat=2
今年のライトアップ開始日は、まだしだれ桜には少し早かったものの、里では終わりかけのソメイヨシノが満開でした。
その翌日、竹田の里山を5kmほど歩くイベントがあったので参加してみました。70人ほどの参加者が、地元の方の案内で春の里山をのんびり歩くイベントです。
福井県内最古の民家とされる「千古の家」では、山桜が満開でした。
途中の道端や地区内のいたるところに流れる小川のほとりでは、すいせんや桜がたくさん咲いており、風景に色を添えていました。
この竹田地区、昔は銅などが採れる鉱山もあり、人口ももっと多かったのですが、豪雪やダムの完成により過疎化が進んで、今はしだれ桜の里づくりが地域活性化の一策になっているようです。