
レイチェル・ワイズ、もう出産したのかしら?(前回の記事)
アカデミーの受賞式の時、かなりお腹も大きくなっていましたよね。
時々コメントをいただくchunchibiさんのブログを読んで、
昨日観に行けなかったのが残念で

今日は仕事をさっさと終わらせて観て来ました。
「ナイロビの蜂」、見ごたえのある作品で大満足です。
ラブストーリーというより政治絡みのサスペンスですね。
無防備なテッサの行動にはちょっと

結婚に至るまでの話が何だか唐突な感じでした。
じっくり原作を読みたいなと思います。
「The Constant Gardener」という原題が隠喩っぽいですよね。
思い出の詰まったテッサのチェルシーの家を訪れて、悲しみに暮れながらも
庭を片付けるジャスティン=The Constant Gardener

こつこつと地道に調べ上げていくニュアンスが出ているような気がします。
ケニアの風景描写も素晴らしく、大きなスクリーンで観ると尚更ですね。
人を拒む厳しい土地、スラムの横には白人がプレーするゴルフ場。
映画という作り話ではあるものの、舞台となったナイロビをありのままに
写し撮っているのだろうと伝わってくるものがありました。
撮影がどれくらいかかったのか分かりませんが、
かなり過酷だったんじゃないかなあと思ったりしました。
監督はブラジル生まれのフェルナンド・メイレレス。
これがハリウッド映画ならまた随分違ったものになっているんだろうなあと
思いながら観ていました。抑制の効いたところが良かったと思います。
この作品では新薬の人体実験でしたが、世界中を見渡してみれば、
お金のために血を売ったり、臓器を提供したりしているところもある。
重い内容であり、大きな権力を前に個人の無力さを感じました。
こちらの公式サイト

自分の葬式に涙!アカデミー女優レイチェル・ワイズの告白