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平成21年4月25日、「SL人吉」号出発!

2008-09-25 | 鉄道
遂に運行開始日が発表されました。

愛称は「SL人吉」 来年4月25日に出発進行 熊本─人吉間、JR九州発表 SL復活 肥薩線は36年ぶり(西日本新聞) - goo ニュース

写真:蒸気機関車58654 JR九州小倉工場にて

実際に「営業運転する列車」としての、元あそBOYの機関車58654の復活後の姿が見えてきた。
やはり嬉しい。ワクワクする!

「あそBOYは、ハチロクは本当に甦るんだ!もうすぐ、また会えるんだ!!」

ハチロクとの再会もさることながら、それにも増して楽しみなのが「SL人吉」号の運行形態だ。
3輌編成の専用客車が用意されるとのことだが、ガラス張り展望車を備えているとの事なので当然、現行の「あそBOY」号専用客車のリニューアルだろう。
ビュッフェの設置を強調しているのが嬉しい。恐らく「ゆふいんの森Ⅰ世」同様に本格的な供食スタイルになるのではないか。
木材を多用する車内インテリアはJR九州のデザイン顧問、水戸岡鋭治氏の得意とするところなので、そつなくまとめられることだろう。同氏らしく「和のテイスト」を一捻りした、決して「遊園地の乗り物」的なものではない一筋縄ではない客車になるのではないか。こちらも楽しみだ。
また、今後のホームグラウンドとなるJR肥薩線は球磨川沿いの素晴らしい景観があり、終点の折り返し駅となる人吉駅にはターンテーブルや石造りの美しい車庫が残されている。これらの鉄道建築文化資産をどう活かすか。こういった受け入れ側のソフト力、企画力にも期待大である。

とりあえず、来月の毎年恒例JR九州の小倉工場一般公開ではまたかなりの情報が出てくるだろう。ひょっとしたら「実機・実車展示」もあるかも知れない。

でも、実は今一番期待しているのは、来年のデビュー直前、3月に予想される寝台特急「はやぶさ」ファイナルランへのゲスト出演だ。
最初で最後のサプライズとして、「はやぶさ」最終運行への参加、そう例えば熊本駅から引き揚げる「はやぶさ」を牽引して最後の花道を飾るなんてどうだろう。

そんな訳で、来年春まで、蒸気機関車の夢は尽きそうにないのだ。