架け替え工事完了3日前の餘部鉄橋
←2日目 名古屋でひつまぶし、そしてさよなら科学館からのつづき
平成22年8月9日
今日は、妹夫婦kamimogの出勤を見送った後、一人で出かけます。架け替え工事終了間近の、
山陰本線の名所である餘部鉄橋を見に行くのです!
1回分だけ残った青春18きっぷを使って、京都から東海道本線を西へ…
姫路駅で、播但線に乗り換え。

播但線内では、この前の冬休みに乗ったディーゼル特急とすれ違い…

赤い電車は、ここが終点。
寺前駅から先は、播但線は非電化区間です。

面白い顔の改造型ディーゼルカーに乗り換えて…
山陰本線との接続駅、和田山駅に到着。

構内には、煉瓦造りの機関庫が今も残ります。
蒸気機関車が似合う風景です。
キオスクには何故かオリオンビール(の発泡酒)がありました。
肌が痛いほどの日差しの青空の下、素晴らしき鉄道旅行にカンパ~イ!
山陰本線の普通電車に乗り換えて、更に西を目指します。
豊岡駅で気動車列車に乗り換えて到着したのは…


香住駅。
って、なんだこのホーム上の巨大な蟹の爪はwww

駅舎側でも謎の巨大蟹の爪がお出迎え。
きちゃったネ…って、おいおい(笑)
ここは冬場は松葉がにを食べに来る観光客で大いに賑わうそうです。
さて、香住駅で列車を乗り継いで、このまま餘部鉄橋を目指したいところですが、実は今日はここから先に行く列車はもうありません。
現在、餘部鉄橋は架け替え工事の真っ最中で、7月から列車の運行をすべて止めて旧橋から新橋への線路の切り替え工事が行われているのです。
列車は走っていませんが、駅前から出ている代行バスで餘部鉄橋まで行くことが出来ます。
この代行バス、青春18きっぷでもそのまま乗れました。


代行バスに揺られること数十分、餘部バス停に到着。
バス停の前は、すぐに碧い日本海。


そして、海から振り返るとそこには…
青空を貫く大鉄橋が…!

これが、新しい餘部鉄橋です。
かつての餘部鉄橋は赤い鉄骨で組まれた無骨なトレッスル橋でしたが、すっかり近代的なコンクリート橋に生まれ変わりました!

手前側に、旧橋のトレッスル構造が一部残っていますね。
橋脚の上の線路部分は、既に跡形もなく撤去されています。
もっと橋の直下に近づいてみましょう。

民家のすぐ上空を、橋梁が通っています。
ここでも、旧橋の橋脚を撤去する工事が行われているようですね。
以前の餘部鉄橋は、真っ赤なトレッスル橋脚の雄大さと美しさから大変な人気があり、山陰本線沿線の観光名所にもなっていましたが、
この橋は以前、通過中の列車が強風に煽られて落下し、乗務員と橋の下の住民の方を巻き込んで多数の死傷者を出すという大惨事が起きたことがある悲劇の場所でもあるのです。
住民の方々にとっては、この橋に対する想いは複雑なものがあるのでしょうね、きっと…

見上げる空に、新旧の餘部鉄橋。

旧橋の一部は、建設以来百年近い歴史を有する貴重な産業遺産として保存されることになっています。
いずれ、展望台なども設置されて公園として整備されるそうです。
餘部鉄橋の西側のたもとの山の上には、餘部駅があります。
駅までの坂道を登って行くと、鉄橋を上から一望することが出来ます。
ここは、鉄道写真の撮影名所でもありました。



餘部駅は、架け替え工事終了まで完全に閉鎖されています。
次にこの駅に来る列車は、3日後の8月12日早朝、新しい餘部鉄橋を渡る一番列車です。

山を降りて、少し歩いて離れた場所から見た餘部鉄橋。
新橋と旧橋の橋脚の対比がよく解ります。

あと3日で、この新しいコンクリート橋に列車が行き交うようになります。
餘部鉄橋の新しい歴史が、もうすぐ始まるんですねぇ…
これから先の新たなる百年、どんな列車がこの橋を渡り、どんな旅のドラマがここで育まれるのでしょうか。
餘部鉄橋を十分堪能したし、そろそろ京都に帰ろうかな。
次にここに来るときは、橋を見上げるんじゃなくて列車の中から橋の下を見下ろしてるだろうねきっと。
さて…帰りは福知山線を通って帰ろうっと(こんな気ままで自由な旅程が楽しめるのも、普通列車乗り放題の青春18きっぷの醍醐味!)。
え~っと明日は…
今日は鉄道を堪能したから明日は宇宙だな(笑)
久し振りにプラネタリウムにH A Y A B U S A -BACK TO THE EARTH-を観に行こうかな。
→4日目と5日目 御礼参りと、関西HAYABUSA巡りにつづく
←2日目 名古屋でひつまぶし、そしてさよなら科学館からのつづき
平成22年8月9日
今日は、妹夫婦kamimogの出勤を見送った後、一人で出かけます。架け替え工事終了間近の、
山陰本線の名所である餘部鉄橋を見に行くのです!
1回分だけ残った青春18きっぷを使って、京都から東海道本線を西へ…
姫路駅で、播但線に乗り換え。

播但線内では、この前の冬休みに乗ったディーゼル特急とすれ違い…

赤い電車は、ここが終点。
寺前駅から先は、播但線は非電化区間です。

面白い顔の改造型ディーゼルカーに乗り換えて…
山陰本線との接続駅、和田山駅に到着。

構内には、煉瓦造りの機関庫が今も残ります。
蒸気機関車が似合う風景です。

肌が痛いほどの日差しの青空の下、素晴らしき鉄道旅行にカンパ~イ!
山陰本線の普通電車に乗り換えて、更に西を目指します。
豊岡駅で気動車列車に乗り換えて到着したのは…


香住駅。
って、なんだこのホーム上の巨大な蟹の爪はwww

駅舎側でも謎の巨大蟹の爪がお出迎え。
きちゃったネ…って、おいおい(笑)
ここは冬場は松葉がにを食べに来る観光客で大いに賑わうそうです。
さて、香住駅で列車を乗り継いで、このまま餘部鉄橋を目指したいところですが、実は今日はここから先に行く列車はもうありません。
現在、餘部鉄橋は架け替え工事の真っ最中で、7月から列車の運行をすべて止めて旧橋から新橋への線路の切り替え工事が行われているのです。
列車は走っていませんが、駅前から出ている代行バスで餘部鉄橋まで行くことが出来ます。
この代行バス、青春18きっぷでもそのまま乗れました。


代行バスに揺られること数十分、餘部バス停に到着。
バス停の前は、すぐに碧い日本海。


そして、海から振り返るとそこには…
青空を貫く大鉄橋が…!

これが、新しい餘部鉄橋です。
かつての餘部鉄橋は赤い鉄骨で組まれた無骨なトレッスル橋でしたが、すっかり近代的なコンクリート橋に生まれ変わりました!

手前側に、旧橋のトレッスル構造が一部残っていますね。
橋脚の上の線路部分は、既に跡形もなく撤去されています。
もっと橋の直下に近づいてみましょう。

民家のすぐ上空を、橋梁が通っています。
ここでも、旧橋の橋脚を撤去する工事が行われているようですね。
以前の餘部鉄橋は、真っ赤なトレッスル橋脚の雄大さと美しさから大変な人気があり、山陰本線沿線の観光名所にもなっていましたが、
この橋は以前、通過中の列車が強風に煽られて落下し、乗務員と橋の下の住民の方を巻き込んで多数の死傷者を出すという大惨事が起きたことがある悲劇の場所でもあるのです。
住民の方々にとっては、この橋に対する想いは複雑なものがあるのでしょうね、きっと…

見上げる空に、新旧の餘部鉄橋。

旧橋の一部は、建設以来百年近い歴史を有する貴重な産業遺産として保存されることになっています。
いずれ、展望台なども設置されて公園として整備されるそうです。
餘部鉄橋の西側のたもとの山の上には、餘部駅があります。
駅までの坂道を登って行くと、鉄橋を上から一望することが出来ます。
ここは、鉄道写真の撮影名所でもありました。



餘部駅は、架け替え工事終了まで完全に閉鎖されています。
次にこの駅に来る列車は、3日後の8月12日早朝、新しい餘部鉄橋を渡る一番列車です。

山を降りて、少し歩いて離れた場所から見た餘部鉄橋。
新橋と旧橋の橋脚の対比がよく解ります。

あと3日で、この新しいコンクリート橋に列車が行き交うようになります。
餘部鉄橋の新しい歴史が、もうすぐ始まるんですねぇ…
これから先の新たなる百年、どんな列車がこの橋を渡り、どんな旅のドラマがここで育まれるのでしょうか。
餘部鉄橋を十分堪能したし、そろそろ京都に帰ろうかな。
次にここに来るときは、橋を見上げるんじゃなくて列車の中から橋の下を見下ろしてるだろうねきっと。
さて…帰りは福知山線を通って帰ろうっと(こんな気ままで自由な旅程が楽しめるのも、普通列車乗り放題の青春18きっぷの醍醐味!)。
え~っと明日は…
今日は鉄道を堪能したから明日は宇宙だな(笑)
久し振りにプラネタリウムにH A Y A B U S A -BACK TO THE EARTH-を観に行こうかな。
→4日目と5日目 御礼参りと、関西HAYABUSA巡りにつづく