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「はやぶさ」の帰還カプセルに会えた!

2010-11-28 | 宇宙
小惑星探査機「はやぶさ」地球帰還カプセルの展示へと続く行列(佐賀県立宇宙科学館)

今日、平成22年11月28日。遂に、帰ってきた彼と会うことが出来ました。
佐賀県立宇宙科学館で九州初公開された小惑星探査機「はやぶさ」の地球帰還カプセルに会ってきました!

地球帰還カプセルが初めて一般公開された、今年夏の相模原で、
あまりの人の多さに恐れをなして見学を断念
して以来、4ヶ月を経てようやく念願の対面を果たすことが出来ました!



午前10時半、開館から1時間後の佐賀県立宇宙科学館に到着すると、既に館外まで続く大行列が出来ています。
でも、今日は恐れをなす訳にはいきません!

待ち時間は45分。



行列はジリジリと、大階段を登って進みます。


遂にここまで来ました。
この扉の向こうに、彼がいます!
ここからは一切撮影禁止。呼吸を整え、心を鎮めて心眼を研ぎ澄ます気分で、彼のもとへ!

…やっと会えたカプセル(搭載電子機器類、インスツルメントモジュール、背面ヒートシールド、パラシュートの実物が展示されました)。
既に何度も、報道写真で見ていますが、
本当に何億キロも旅してイトカワから帰ってきた彼の、生きた証しが今ここにある…!
…胸が、震えました。

「やっと、やっと会えたね…おかえり、はやぶさずっと待ってたんだよ」



カプセル君と会えた後は、佐賀県立宇宙科学館の企画展「飛ぶ ~ 空へ 宇宙へ ~」を見ました。
熱気球からロケットまで、あらゆる「飛びもの」の展示は見応えがあります。

企画展の目玉展示はこれ。

イオンエンジンのエンジニアリングモデル
こうして見ると、本当に小さいですねぇ…
でもこれが、不死鳥「はやぶさ」の翼であり、心臓なのです。

※企画展「飛ぶ ~ 空へ 宇宙へ ~」の展示物の写真は、許可を得て撮影・掲載しています

「はやぶさ」地球帰還カプセルはこの後、
今週末からはいよいよ彼が地球から翔び立った故郷の地、内之浦宇宙空間観測所へと移動して公開されます。
僕も、彼の故郷への凱旋 を祝福すべく駆けつける予定です。

内之浦宇宙空間観測所「はやぶさ」カプセル特別公開
(平成22年12月4~5日)

もう一度行列に並び直して、再びカプセルを目に焼き付けてから、
内之浦での再開を楽しみにしながら帰ります。

「故郷でまた会おう、はやぶさ!」