2月11日に淡河八幡神社で執り行われた「御弓神事」
長年、指導者として神戸市北区淡河町全域から三木市志染町戸田・三津田まで
指導をさせて頂いています。
今年も青年達が無事、大切な役を務めてくれました。
例年、ブログでも紹介させて頂いていますが、少し視点を変えて。
今年の青年達(高校3年生3人と高校1年生)はすごく仲が良かった。
約1週間変わらずに、さりげなくお互いを気遣い、尊重して。
稽古も終盤を迎えた時、一人の青年が高熱に見舞われた。
仲間が自分事のように心配していた。
その青年は、帰宅して病院で点滴を打ち、翌日は頑張って、
仲間とのラストステージに臨んだ。
仲間の青年達は心から喜び安心した。
私は、仲のいい幼馴染と言う区切りで終わらせるのに何か違和感をもった。
そんな時、私の息子たちを見て気づいた。
彼らは、兄弟のようだ。
お互いが空気の存在。お互いに気遣い、尊重し、大事な存在。
高校1年生の青年は、彼の兄が高3で小さな頃から、みんなで一緒に遊んでいたらしい。
家庭で子ども達の成長を育み、更に地域や学校で地域の絆を紡ぐ。
その様にして育った青年達が大切な故郷を守っていく。
連綿と続き、地域を守っていく。
身勝手な大人が、自分たちの都合で子ども達の成長に割り込まないように、
純真な子どもを、家庭で、地域で、学校で育んでいきたい。