カテゴリー資料の箱:直通バスでご紹介した資料で4月16日から老人会を始めとして説明会資料に使うものと以前、議会の常任委員会で説明を受けた資料に違いが見られましたが、
以前、市民の声さまのコメントを利用させて頂いてご紹介したいと思います。
数字で赤文字は16日以降の説明会資料、消し線を入れている数字は議会の常任委員会資料で説明された数字です。数字は思いのままに変えられるようですね。
役所の都合???
直通バス入院収入11億? (市民の声(一市民))2013-04-03 21:29:50
さて、泉議員さんのブログに載っております、
多分、議会答弁で市長さんが直通バスを走らせる根拠とした「入院収入11億円」を検証してみましょう。
バスに乗ってやってきて入院する人を4350人とし、これに年間日数365日と1日一人当たり入院費用6万円をかけて、9.411億とするみたいです。
4350人 × 365日 × 6万円 = 9.411億
ですね。
4350人 × 365 日 = 15,69518,250人
直通バスを使って、統合病院へ入院する三木市民の延べ人数は、15,69518,250人になりました。
さて、現在三木市民病院の平均在院日数(入院日数)は16日くらいです。今度できる統合病院は、2次救急病院なので、そんなに長くは置いてもらえないと思いますが、とりあえず、平均在院日数は16日としましょう。
(見積もり値は、できるだけ、三木市にやさしく、ありあえないくらい甘めに取ってあげようと思っています。)
15,69518,250 ÷ 16日 = 9801,140人
三木市の人口を81,000人として
9801,140人 ÷ 81,000人 = 1.21.4パーセント
つまり、三木市民の8370人に1人が、直通バスを使って統合病院に16日程度入院することになります。(1年の間に。)
直通バスの計画では、三木市民の統合病院利用者の3.6割くらいがバスを利用してくれる計画だったでしょうか。
三木市民のうちの3021人に1人が、統合病院に年間16日程度入院している計算になってしまうんですね。
(三木市の計画で、直通バス利用者による入院収入を9.411億あげようと思ったら、です。実際に直通バスによってもたらされる入院収入は、9.411億円という計算値の・・・・以下でしょうねぇ。)
では、シリーズ第2弾として、通院収入5.36.2億円も検証してみましょう。
>しかしながら、試算では毎日216252人が直通バスを利用して病院を利用するため、外来収入が5.36.2億円、外来から2割が入院するため、入院収入が9.411億円と14.717.2億円の収入増があります。
>外来(216252人×外来平均単価1万円×日数245日=5.36.2億円)
外来 216252人×日数245日 = 52,92061,740人
1年間に直通バスに乗って統合病院を利用する三木市民の人数は52,92061,740人になりました。
たとえば、この方々が月1回、年間12回、診察を受けるとしますと、
52,92061,740 ÷ 12 =4,4105,145人
三木市の人口を81,000人として
4,4105,145÷81,000人=5.46.4パーセント
三木市民の18人に1人が月1回以上(年間12回)、直通バスを使って統合病院に診察に通うことになります。
バス利用者は統合病院を利用する三木市民の3.6割とすると、三木市民の7人に1人が年間12回程度統合病院を利用することになります。
7人に1人が年12回です。
皆さんね、仕事も学校も休んで、別に具合が悪くなくても統合病院へいかないといけません。
可能かどうかと問われれば、入院と違って不可能ではないかもしれません。厚生労働省によると、通院率は3割~4割です。
と言うことになります。(市民の声さん、勝手に借用しちゃいました。)
議会での説明とこれだけ違うのに同じ説明と言い切る役所の職員、言わせているのはだいだい検討はつくけどね。
議会でも問題にするべきと考えます!
又、これだけいとも簡単に数字を変えてしまう役所の作る資料に信頼感は・・・。
皆さんはどう思われますか?
全て事実ですので、ご理解下さいね。