本会議で5点について質問を致しました。
その内の妊婦等に対する補助 制度について、議論した内容をお伝え致します。
(常任委員会の議論も含めてまとめています。)
(1) 産後ケア費助成事業について、利用日数の決定方法並びに、期 間を延長する場合の判断基準
(2) 妊婦健康診査費助成事業の助成券(額面)の検討
(3) 乳房管理指導等助成(現在は償還払い)へ助成券制度も取り入れること
(4) アプリ「母子モ」の活用状況及び検証スケジュール
簡単にまとめると下の提案です。
・産後ケアについては、お母さんに寄り添い、利用するのにハードルを設けず必要とする方には積極的に活用して頂くように。
・妊婦検診助成については、現在の支払額に適応するように調査して利用しやすい額面とするように。
・乳房管理指導等助成は、現在、償還払い制度しかなく、利用しづらいことから他の事業でも導入している助成券制度もとり入れて選択制にするように。
・母子もアプリを最大限利活用するように。
以下は、議会での質問に対する答え及び常任員会での答え等を要約しています。
1) 部長答弁)
産後ケア助成事業・・・A:宿泊型や日帰り型など各3回まで利用いただけるように助成券を交付しています。その後、利用状況を産後ケア施設から報告して頂き、育児不安が強い方など、引き続き産後ケアの利用が必要な方については追加の助成券を交付しています。尚、利用回数の上限は宿泊型と日帰り型は7回まで、訪問型は3回までとなっています。
Q:助成券の交付に関して、お母さん方に対して精神的にハードルを設けているように感じるが、不安を抱えているお母さんの場合は、当事者のお母さんや助産師さんから遠慮なく積極的に利用してもらいようにすれば良いか?
A:よい。
Q:本会議の答弁では上限が7回と発言していたが、原則7回で更に不安のある方等は市が認めた場合はその期間が延長できるがそれでよいか?
また、令和3年度の実績は?
A:よい。 3回―16名、4回―3名、5回―1名、6回―1名、7回―6名
Q:三木市の産後ケア助成事業の案内冊子には、初めに出産後に家族等から十分なサポートを受ける事が出来ないお母さんと赤ちゃんで・・・と書かれている。
国の示すガイドラインでは「・・・同居家族の有無にかかわらず・・・」「・・・支援が必要と認められる場合には積極的に事業の利用を勧奨する事が望ましい。」とある。
お母さんや赤ちゃんに寄り添った姿勢が必要だと思うが?
A:ホームページについては変更した。今後、配布物等について表現方法についても検討する。
2)妊婦健康診査費助成事業の助成券(額面)の検討
Q:助成券は、10,000円券2枚、7,000円券2枚、4,000円券16枚、1,000円券7枚ある。
お母さん方から組み合わせをしながら使用しているが、使いにくい金額の券もある事から、利用者や施設等の調査を行い適切な額面の設定をするべきでは?
A:関係機関等調査して検討したい。
3)乳房管理指導等助成(現在は償還払い)へ助成券制度も取り入れること
Q:現在の乳房管理指導の助成は、利用者の立替払い(償還払い)となっている事から、利用者の負担や他の制度と合わせて利用する方の弊害となっている。もっと有効に活用して頂く為に、他の制度同様に助成券の導入を提案する。合わせて、遠方の施設など三木市に登録していない施設もある事から償還払いも活用し、助成券と償還払いの選択制にするように提案する。
A:助成券を追加する方向で、前向きに検討する。
4) アプリ「母子モ」の活用状況及び検証スケジュール
Q:便利なアプリを活用されているので、お母さん方の意見を聞くなどアンケートの実施についても進めて欲しい。
A:活用したいと思う。(現在の登録者は707名)