中学校での武道教育について
三木市では柔道を武道教育として取り扱っています。
一部の保護者からの希望で経済的な面から、
空手着を柔道着の代替として認めています。
今年の7月12日に教育委員会の担当課長に対して、武道(初心者には適切な指導が
必要)教育で柔道を指導するのに安全面での担保と適切な指導が出来るのか専門家
の意見も参考にするべきではないかと確認をしました。
この度の常任委員会で、担当課長に再度確認しましたところ、適切に指導できると判断した。と
答弁を頂きました。
その判断は、学校教育課の指導主事と学校側の申し出を聞いて
検討した結果であると。しかし、専門家には2月たってもまだ聞いていません。
今回、部長答弁では、早急に専門家の意見を聞くと答弁を頂きました。
中学校で柔道を教える先生全てが学生時代に柔道をやったことのある先生とは限り
ません。
教員の講習や研修で子ども達に柔道の指導をされる先生にもご苦労があろうかと思
いますが、この様な状態で安全確保と適切な指導が担保できるかどうか不安です。
上記のような理論で考えるなら、例えば合気道着や剣道着でも考えられます。
教育委員会は、保護者からの要望があれば検討する。とのことです。
私が言いたいのは、7月に私が確認した時には、経済面を最優先して他の競技用の
「着」を代替したこと。
そこには、安全面や指導について考慮した背景は、見出せなかったこと。
経済面を無視することは出来ません。教育費に於いては何かと出費がかさみます。
それらのご家庭には、所得制限等何かの条件を設定して、無償貸与等の方法もあり
ます。
この度は、ほぼ初心者に近い指導者がいらっしゃる中、
全てにおいて成長期の子ども達に武道の如何なるかが指導できるのか?
にあります。
何を主眼として教育に取り組むかが大事であると思います。