宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

今年の大豆種子生産状況について

2011年11月04日 15時03分57秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

栗原農業改良普及センター管内には,志波姫地区に大豆の指定採種ほが設置されています。

 平成23年度の県内の採種ほの設置計画面積は,約150haです。そのうち,JA栗っこでは「タンレイ」13.8haを採種ほとして指定しました。採種を担当する2戸の農家はいずれも栽培技術が高く,栗原の大豆の中でもトップクラスの収量と品質をあげています。

今年は,7月下旬は低温であったが,その他の期間は高温で推移したことから,開花期は平年より早まり,生育も概ね順調に経過しました。

 10月26日には,第Ⅱ期のほ場審査(成熟期審査)を実施しました。ほ場審査では,昨年多発した食葉性害虫の発生が少なく,病害の発生も見られませんでした。また,雑草の発生も少なく,いずれのほ場も生育は良好であり,契約数量は十分確保できる見通しです。

 県内大豆の種子更新率は約40%となっており,消費者や実需者が求める安全・安心で良質な大豆を供給するためには,その割合をさらに高める必要があります。今後も良質な種子生産を支援していきます。

 

<連絡先>

宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班 

TEL0228-22-9437       FAX0228-22-6144

 

 

 


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秋保米を100%使った純米酒「あきうまい」誕生

2011年11月04日 08時49分22秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

  環境保全米の秋保米を100%使った純米酒「あきうまい」が誕生し,10月24日に発表会が秋保温泉「佐勘」において,秋保米生産者はじめ関係者が多数出席し盛大に開催されました。
  最初に,秋保温泉旅館組合の佐藤組合長から,秋保温泉を訪れる観光客数が近年減少傾向にあるため,自らアクションを起こそうと,これまで「秋保米」や「秋保福みそ」の取組を行ってきたこと,さらに今回,勝山酒造の協力により,秋保米を100%使った純米酒の商品化が実現したので,各旅館で提供しながら,観光客をたくさん呼び込みたいとの熱い思いが語られました。
   その後,勝山酒造の伊澤会長から,原料の秋保米の品質の良さや,今回出来上がった純米酒の特徴について話がありました。
  試飲した人々からは,すっきりした味わいで,和食との相性が良いとか,飲み続けても飽きがこない,との感想が多く聞かれました。
  発表会では,純米酒のほかに,秋保福みそを使った焼き魚や味噌汁なども提供されました。
  普及センターでは,今後とも,このように地元の農業者,旅館組合,JA仙台など関係機関がスクラムを組み,秋保温泉を盛り上げようという取組を支援していきます。


〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-2421
  FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp


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