宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

第2回6次産業化スタートアップ勉強会を開催

2011年11月17日 18時35分21秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

 美里町南郷の「菜園レストラン 野の風」を会場に「第2回6次産業化スタートアップ勉強会」を開催しました。農業法人の一部門として6次産業化を志向する方,すでに6次産業に取り組んでいる方など計8名の参加がありました。
 食品衛生の基礎知識と食品営業許可について大崎保健所の職員から講話を頂き,営業許可申請の手順,食品製造時の衛生管理,表示,食中毒事例について学びました。
  その後,ドレッシングの販売手法について意見交換し,志向を同じくする生産者で販売ルートの開拓に取り組んでいく方向で話合われました。また,東北農政局大崎地域センター今野氏より,6次産業化に関する施策についての情報提供を頂きました。 
 参加者は,特に食品衛生の講話で熱心にメモを取っており,事業者としての責任感が強く感じられました。
 今後,普及センターでは,6次産業化を志向する方々への支援として,パッケージデザインの研修,加工施設見学等を予定しています。

             <問い合わせ先>美里農業改良普及センター 先進技術班
                                   TEL 0229-32-3115         FAX 0229-32-2225


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「熱い討論」仙台農業士会研修会

2011年11月17日 15時59分49秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 仙台農業士会(千葉晃彦会長,会員25名)では,会員の相互交流と会員の農業経営の取り組みを知ることを目的に,11月7日に研修会を開催しました。
 今回は,仙台市太白区秋保町で有機栽培と農家レストランに取り組んでいる会員の佐藤秀子氏宅を会場に,現地視察と意見交換を行いました。今回の研修には,会員の他東北大学農学部の学生5名と先生にも参加してもらい,農業の現場を肌で感じ取ってもらうと共に,会員と農業政策や経営に関する事柄について意見の交換を行なってもらいました。
 佐藤さんは,ご夫婦で35年前から農薬や化学肥料を使わない栽培に取り組んでおり,生産された農産物を使った料理を提供する農家レストランも営んでおります。佐藤さん宅で研修を受けた若い方々が,近隣の農地を借りて農業参入しており,佐藤さんは地域一体を「有機の里」にしたいとの思いをお話されました。
 学生からの突っ込んだ質問や意見に会員が真剣に返答し,意見交換は大変熱を帯びたものとなりました。会員からは,自分の経営を考える上でとても刺激になったと感想が寄せられています。
  普及センターでは,このような相互の交流活動を今後も支援していきます。

 〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8410
  FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp


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