先進的なアグリビジネス経営体への発展へ向け,普及センターのプロジェクト課題に位置付け支援している,角田市毛萱の農産物直売所「産直広場あぐりっと」を運営する(合)あぐりっとかくだでは,仙台市若林区の409戸で構成されるマンションの自主防災組織が行った防災訓練において,炊き出し訓練の食材提供を行いました。
角田産のさといもやネギなどの野菜を中心に豚汁がつくられ,居住者約300名に振る舞われました。また,訓練終了後の懇親会ではもちつきが行われ交流を深めています。マンションの居住者はつきたてのお餅をほおばり,秋の味覚に満足していました。
併せて,農産物の販売も行われ,取れたてのお米やブロッコリー,ダイコンなどの新鮮な野菜や農産加工品が販売され大好評でした。
(合)あぐりっとかくだでは,東日本大震災直後の食料が不足する時期にもマンションを訪れ特別販売を行い居住者とのつながりを深めており,代表の三浦徹氏は,今後も継続して販売会を開催し,さらに交流を深めていきたいと抱負を語っていました。
〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第二班
TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138