宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

大崎圏域グリーン・ツーリズム,農泊等に係る情報交換会が開催されました

2020年08月03日 11時50分28秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 令和2年7月30日に大崎合同庁舎5階会議室を会場に,大崎圏域のグリーン・ツーリズム,農泊等の各実践団体や市町関係者を集め情報交換会を開催しました。
  初めに,県内におけるグリーン・ツーリズム,農泊等の現状や支援策について,県農山漁村なりわい課より説明を行い,次いで,県内における教育旅行の現状と支援策を公益社団法人宮城県観光連盟が説明しました。
 また,一般社団法人みやぎ大崎観光公社,加美町グリーン・ツーリズム推進会議,田尻グリーン・ツーリズム委員会,美里町交流の森・交流館から,それぞれ取組状況や課題,新型コロナ感染症拡大の影響などについて報告され,その後,意見交換を行いました。
  参加者からは,「泊まる,食べる,体験することの分担,連携も必要,そのためには中間の調整組織が必要ではないか」,「大崎耕土世界農業遺産を広くPRするには,交流(人とのふれあい)が大切,新型コロナの影響もあり,県内モニターツアーを数多く開催してほしい」等の意見が聞かれました。
  普及センターでは,農業体験部分の役割について,農業法人や産直施設,青年農業団体などと連携し人材育成支援に努めてまいります。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      地域農業班
 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910


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令和2年産「金のいぶき」地域栽培塾が開催されました

2020年08月03日 08時35分45秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 「金のいぶき」については,玄米食専用品種として「みやぎ米ブランド化戦略」に位置づけられており,健康志向の需要に向けた品種です。当品種は,従来品種と比べて収量のバラツキが大きく,安定生産が難しいことから,デビュー当初から栽培技術の普及のための栽培塾を実施してきています。
 今回は,涌谷町の「金のいぶき」現地栽培技術普及展示ほを会場に,これまでの生育状況と今後の管理について確認しました。本年の展示ほの生育は,目標とする生育量より茎数が不足しているものの,例年大きく低下する葉色が濃い状況となっており,今後は倒伏に留意した追肥の実施やいもち病に対する警戒が必要という状況でした。
 「金のいぶき」については,生産現場での安定した収量確保が,今後の普及拡大に向けて重要であることから,普及センターでは今後も継続して支援していきます。


 

 栽培塾の様子

 

 <問い合わせ先>
  美里農業改良普及センター  先進技術班    TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225


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 令和2年産「だて正夢」地域栽培塾が開催されました

2020年08月03日 08時35分45秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 本格デビュー3年目となる「だて正夢」については,高価格帯の銘柄米として県内各地で作付されています。当品種は,ブランド化推進のため品質基準を設けているものの,従来品種と比べて品種特性が大きく異なり,高品質・安定生産が難しいことから,デビュー当初から栽培技術の普及のための栽培塾を実施してきています。  今回は,大崎市鹿島台地区の「だて正夢」現地栽培技術普及展示ほを会場に,これまでの生育状況と今後の管理について確認しました。本年の展示ほの生育は,目標とする生育量をやや上回っており,今後は追肥の可否を判断しながら,倒伏にも留意した管理が必要という状況でした。  「だて正夢」については,品質基準に合致した米に仕上げて出荷することが重要であることから,普及センターでは今後も適期収穫,適切な乾燥調製の実施に向けて継続して支援していきます。

栽培塾の様子

 

 <問い合わせ先>
  美里農業改良普及センター  先進技術班    TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225


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