宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

コロナウイルスと天候不良にも負けずなすの生産振興を図ります!

2020年08月20日 09時56分15秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 令和2年8月7日にJA古川なす部会の現地巡回指導会が開催され,生産者6名のほ場を巡回し,生育状況を確認しました。
 部会では,なすの販売額1億円を目標に生産振興に努めており,毎年6月に生産者の技術研鑽を図るため現地検討会を開催していますが,今年はコロナ禍の影響で中止となりました。しかし,生産者から情報交換する機会が必要との要望が多く挙がったため,参加者を最小限に抑えた上で現地巡回指導会が開催されました。
 生育状況として,今年は梅雨が長く続き,日照時間が平年の半分以下となったことで花落ちが発生し,着果数が減少していました。そこで今後の栽培管理として,生育途中の花芽への日当たりを改善するため葉かきを行うこと,着果促進を図るため葉面散布を行うことを指導しました。
 現地巡回終了後,今後の部会内での情報提供の方法について関係機関と協議し,情報誌を発行する等の案が挙がり,普及センタ-も協力していくことにしました。
 コロナ禍や天候不良など厳しい状況が続きますが,「古川なす」の生産振興に向けて普及センターも引き続き支援していきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター  先進技術班
 TEL:0229-91-0726   FAX:0229-23-0910


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醸造用ぶどう栽培セミナーに講師として出席しました

2020年08月20日 09時46分56秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 県内のワイナリーや新規醸造用ぶどう栽培者などを対象とした「醸造用ぶどう栽培セミナー」が,令和2年8月6日に開催され,仙台農業改良普及センターが講師として出席しました。

~セミナーの内容~
(1)醸造用ぶどうの栽培管理について(講師:山梨大学ワイン科学研究センターの佐藤充克氏)
(2)病害虫防除の基礎について(講師:仙台農業改良普及センター)
(3)宮城県農業・園芸総合研究所の醸造用ぶどう試験ほ場の見学(講師:農業・園芸総合研究所果樹チーム
 
 本セミナーは,震災後,県内で初めてワイナリーを立ち上げた(株)仙台秋保醸造所の毛利代表が主催し,各地に広まってきた醸造用ぶどう生産やワインづくりの担い手達の栽培技術向上を目的に開催したものです。参加者からは自園地の課題や病害虫の発生状況と対策,試験研究の状況などについて,活発に質問や意見が出されたほか,参加者同士で熱心に語り合う姿も見られ,栽培技術向上や仲間づくりに向けて有意義な機会となったようです。セミナーは年間10回程度計画されており,次回は,9月に醸造に関する内容で開催される予定です。

  

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8374
FAX:022-275-0296
E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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みやぎ農業未来塾「就農準備塾」を開催しました

2020年08月20日 09時14分46秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 仙台普及センターでは,管内で先進農業体験学習を計画している農業大学校1年生14名を対象に,7月31日にみやぎ農業未来塾「就農準備塾」を開催しました。
仙台管内の主な農産物や地域の特徴,普及センターの業務,新規就農者支援の概要について講義を行い,管内の状況を知ってもらうとともに,卒業後の就農相談や就農後の営農相談窓口としての普及センター活用を促しました。参加した学生は,就農等の農業に関連する職業に就きたいと意欲的で,活発な質疑応答が行われ,卒業後の活躍が期待されます。
今後も就農予定者や青年農業者のために「みやぎ農業未来塾」を開催し,若い農業の担い手の知識習得を支援していく方針です。
 
〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8320
FAX:022-275-0296
E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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