宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

「1度着たらやめられない!」

2020年08月28日 18時07分04秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 残暑厳しいこの夏ですが,管内のきく生産現場では,暑熱軽減対策として空調服(ファン付き作業着)の導入が進んでいます。
    当管内で栽培が盛んな輪ぎくでは,7月から9月にかけて炎天下での摘蕾作業を行わなければならず作業者の身体的負担が課題となっていたため,普及センターでは栽培講習会等で試着体験を行うなど空調服の普及に努めてきました。
 その結果,個人での購入のほか全従業員に配布した農業法人など,空調服を導入する生産者が増えてきており,実際に使用している生産者からは「1度着たらやめられない!」「もうこれがないと作業できない!」と効果を実感する声が上がっています。


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「新規就農者向け簿記研修会」の開催!

2020年08月28日 11時55分36秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 令和2年7月22日から8月25日まで5回に渡り「新規就農者向け簿記研修会」を開催しました。当研修会は,主に新規就農者が自らの経営を把握し,改善,発展できるよう,最低限必要な簿記の知識や決算書の見方について学ぶもので,毎回8~10人が参加しました。
 第1回と第5回は,中小企業診断士の本田茂先生(HSコンサルティング株式会社)から,決算書の見方や経営計画の立て方(資金繰り等)について説明いただきました。
 第2回~第4回は,普及センターの職員が,簿記の基礎知識や期中と決算修正の仕訳を説明しました。
 参加者は,最初は仕訳等の複式簿記の考え方に戸惑ってましたが,演習の回数を重ねるうちに理解が深まっていました。また,本田先生からの決算書の見方や資金繰りについては,事例をとおして学ぶことで講義内容を身近に感じているようでした。
 普及センターでは,今後,パソコン簿記研修会等も開催を予定しており,早期に簿記を経営に役立ててもらえるよう支援していきます。

講義の様子(本田先生)

   <連絡先>
         宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
         〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
         電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522  


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