令和2年7月22日から8月25日まで5回に渡り「新規就農者向け簿記研修会」を開催しました。当研修会は,主に新規就農者が自らの経営を把握し,改善,発展できるよう,最低限必要な簿記の知識や決算書の見方について学ぶもので,毎回8~10人が参加しました。
第1回と第5回は,中小企業診断士の本田茂先生(HSコンサルティング株式会社)から,決算書の見方や経営計画の立て方(資金繰り等)について説明いただきました。
第2回~第4回は,普及センターの職員が,簿記の基礎知識や期中と決算修正の仕訳を説明しました。
参加者は,最初は仕訳等の複式簿記の考え方に戸惑ってましたが,演習の回数を重ねるうちに理解が深まっていました。また,本田先生からの決算書の見方や資金繰りについては,事例をとおして学ぶことで講義内容を身近に感じているようでした。
普及センターでは,今後,パソコン簿記研修会等も開催を予定しており,早期に簿記を経営に役立ててもらえるよう支援していきます。
講義の様子(本田先生)
<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522