宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

お盆用きく類の出荷が最盛期を迎えています

2020年08月07日 16時57分27秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 当管内の南三陸町ではきく類の栽培が盛んに行われ県内の主要産地となっています。8月上旬現在,お盆用のきく類が出荷の最盛期を迎え,仙台市場をはじめ,東京・大阪・北海道など各地の市場に出荷が行われています。
 今年は梅雨の曇天が長く続き,7月の日照時間が平年の半分になるなど,天候不順による生育への大きな影響が心配されましたが,梅雨の晴れ間を狙っての病害虫防除の徹底や気象条件等に左右されずに需要期に開花を合わせるための露地電照技術の導入などの生産努力により,開花・品質とも概ね順調に生育が進み,7月下旬から出荷が開始されました。8月に入り市場出荷の最盛期を迎えており,8月10日以降は農産物直売所向けの花束加工・出荷が本格的に行われ,管内各所で販売されます。

 
<連絡先>
 宮城県気仙沼農業改良普及センター      先進技術班
 TEL:0226-25-8069   FAX:0226-22-1606


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清流「蔵の華」廿一会現地検討会が開催されました

2020年08月07日 09時38分45秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 令和2年8月5日に,清流「蔵の華」廿一会の現地検討会が開催されました。清流「蔵の華」廿一会では,気仙沼市新月地区において酒米品種「蔵の華」の生産に取り組んでおり,気仙沼市内の2つの蔵元に全量出荷しています。
 現地検討会では,会員全員のほ場を巡回し,稲の生育状況を確認しました。多くのほ場では出穂期を迎え,生育は順調に進んでいます。当所からは,斑点米カメムシ類防除や出穂期以降の水管理等について指導しました。
 出席した会員からは,「今年は1等米を目指して,管理をしっかりしていきたい」との声が聞かれました。

<連絡先>
 宮城県気仙沼農業改良普及センター      先進技術班 
 TEL:0226-25-8069   FAX:0226-22-1606


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令和2年産「だて正夢」地域栽培塾が開催されました

2020年08月07日 09時11分43秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 県では多様化する消費者の嗜好に対応するために”もちもち”した食感の「だて正夢」をブランド米として育成し,”米どころ宮城”の復権を目指しており,今年は県内で約840ha,うち大河原管内では約189haが作付けされています。
 「だて正夢」の生育状況は,現在,幼穂形成期となっており,間もなく整粒歩合の向上など高品質に仕上げるために重要な「追肥」の時期を迎えることから,去る7月14日に,高品質・収量安定化に向けた「だて正夢」地域栽培塾を角田市と蔵王町の2会場で開催しました。
 地域栽培塾では,7月10日の生育調査結果に基づき現在の生育状況について説明した他,葉色や幼穂長を確認し,追肥可否の判断や出穂期の予想を行いました。
 また,低温・日照不足・長雨が続いており,障害型不稔やいもち病の発生も懸念されることから,低温対策や病害虫防除の徹底についても説明しました。
 当日は生憎の雨模様でしたが,参加者は熱心に受講し,積極的に自分のほ場の生育状況に合わせた管理方法等について質問していました。
 秋には,仙南のおいしい「だて正夢」を消費者の皆様に届けられるよう,研鑽を重ねていきます。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター
     TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138

 


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