令和4年10月21日・31日に,大豆の種子を生産する「採種ほ」のほ場審査を行いました。県は「主要農作物種子条例」に基づく種子審査について,ほ場での審査と収穫された生産物の審査の2種類の方法で行っています。
大豆のほ場審査は第一期が開花期,第二期が成熟期に実施されます。主な審査内容は,①異種・異品種・変異株を含まないこと,②種子伝染性の病虫害を含まないこと,③雑草が少発生であること等です。
今回の第二期審査では,普及センターの担当者が,ほ場の周囲を回りながら審査を行いました。今年は,7月の大雨で大豆が枯死したほ場や一部雑草の発生が散見されたほ場がありましたが,ほとんどのほ場で合格基準を満たす結果となりました。
採種ほ場から生産される「たね」は,多くの農家に供給され,次年度作に使われるので,種子生産は大変重要です。普及センターでは,優良な種子生産に向けて引き続き支援を行っていきます。
<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0229-91-0726 FAX:0229-23-0910