インターフェロン療法の進歩の一つに、効果が持続するインターフェロンの出現があります。これは、ペグインターフェロンというもので、従来のインターフェロンが効果を持続するには、連日や週三回の注射が必須でしてが、これが、週一回でよくなったのです。投与回数が減るだけではなく、ペグインターフェロンの種類によっては1カ月近く効果が持続する可能性もあり、今までのインターフェロン療法とは違った使い方が出来るようになりました。
効果も副作用も改善されて、いいことづくめのようですが、単独療法の限界は、このインターフェロンにもあり併用療法がやはり現在は効果としては優先されます。しかし、単独療法が望ましい方もいるわけでその場合は非常に効果的です。
現在、単独療法が出来るペグインターフェロンはペガシスしかありませんが、ペグイントロンが単独使用できる時代も来ることが期待されています。