2005年以降の、C型肝炎ウイルスに対する慢性肝炎の初回インターフェロン療法のガイドラインのスライドです。
ジェノタイプ1のウイルス量の多い方には、ペグインターフェロンとリバビリンの48週投与。
ジェノタイプ2のウイルス量の多い方は、ペグインターフェロンとリバビリンの24週投与。
ウイルス量が100k未満の方には、ペグインターフェロンの単独療法で24から48週投与。
これが、基本的な治療方針とされています。もちろん、患者さんの体調や環境などによって必ずしもこれがベストとならないことはあり得ます。専門医との連携がとれる方は是非かかりつけ医との連携を取りつつ行っていただけたらいいと思いますし。なかなか、近くにいない場合は、主治医の先生とよく相談室しつつ行えればいいとおもいます。
どちらにしても現在は、48週間から72週間とする場合もあったりと、ガイドライン通には行かないこともよくあります。一つの指標と考えていただければと思います。