肝臓病と共に生きる人たちを応援します

肝臓友の会との関わりで成長した肝臓専門医のブログです。2017.2.12より新規開始しました。

せたな 枝幸 稚内 肝がん検診受付開始

2009年06月12日 | 肝がん検診
3.檜山 せたな肝がん検診 受付中。
○検診日時 2009年7月4日(土)午前9時~午後11時
○検診場所 せたな町立国保病院せたな診療所
    住所 せたな町瀬棚区本町850番地4
    TEL 0137-87-2470(場所の確認用のものです、問合せには使用しないで下さい)

4.宗谷 枝幸 肝がん検診 受付中。
○検診日時 2009年7月11日(土)午前9時~午前12時
○検診場所 枝幸町国民健康保険病院    
    住所 北海道枝幸郡枝幸町北栄町1471-1
    TEL 0163-62-2111(場所の確認用のものです、問合せには使用しないで下さい)
○検診費用 対象者 6000円
○検診内容 問診、採血、腹部エコー、肝臓専門医による療養相談

5.宗谷 稚内 肝がん検診 受付中。
○検診日時 2009年7月12日(日)午前9時~午前12時
○検診場所 稚内市保健福祉センター   
    住所 稚内市中央4丁目16番2号
    TEL 0162-23-4000(場所の確認用のものです、問合せには使用しないで下さい)
○検診費用 対象者 6000円
○検診内容 問診、採血、腹部エコー、肝臓専門医による療養相談

○上記検診は予約が必要です。先着30人
 申し込み締め切り 6月23日(火)
 受診のお勧めの封書が送られた方は返信ハガキで、そうでない方はお電話にてご連絡ください。留守電にて対応しています、平日の日中に連絡の取れる電話番号とお名前を録音下さい。
のちほどこちらからご連絡いたします。
 お問い合わせ先 肝がん検診団 事務局
  電話番号 011-350-1008
  受付時間 午前9時~午後5時 留守番電話対応(月土日祝日休み) 
 折り返し受診時刻などの記載した予約票はがきを発送します。万が一7月8日までに届かない場合には事務局に再度お電話ください。

B型肝炎訴訟元原告と 厚労省大臣面会へ 2009.6.12道新記事と集会

2009年06月12日 | 肝炎救済に関連して

やっと、国が謝罪してくれるということになったと2009.6.12の道新記事にのっていました。
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最高裁判決から3年目の6月16日ですね。おりしも当日はB型肝炎訴訟弁護団原告団では、全国一斉提訴及び東京行動を予定しているようです。

■B型肝炎訴訟 最高裁判決3周年厚労省前集会について
 日比谷公園・厚労省前集会
 6月16日(火)
  11時30分~ 日比谷公園カモメ広場(厚労省前公園入口)
  12:00~13:00 厚労省前集会
  13:00    厚労省への要請行動(代表団で) この間参加者は休憩
  代表団帰着  日比谷公園で報告集会
  
 ※ 雨天の場合は、弁護士会館での集会となる予定です。

東京近辺のB肝患者さんは是非参加して下さい。

渡辺亮さんのB型肝炎訴訟・最高裁判決勝利3周年集会の記事

2009年06月10日 | 肝炎救済に関連して
渡辺亮さんの記事 B型肝炎訴訟・最高裁判決勝利3周年集会 がとてもこの間の報道をわかりやすくまとめていて参考になります。辛口の部分は私もそうだなと思っていることも多く、マスコミや国民にわかってもらう運動という面は、おおいに取り入れていかないとならない部分であると感じます。是非見てみてください。
B型肝炎訴訟・最高裁判決勝利3周年集会
http://watanabesetsu.iza.ne.jp/blog/entry/1056125/
B型肝炎訴訟・最高裁判決勝利3周年集会(2)
http://watanabesetsu.iza.ne.jp/blog/entry/1061210/
B型肝炎訴訟~これまでとこれから~
http://watanabesetsu.iza.ne.jp/blog/entry/1076641/
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肝臓教室 運動

2009年06月10日 | 肝臓教室

先週は、肝臓教室でリハビリの人たちに運動の話をしてもらって、実際に長生き呼吸体操というのをしてもらって、患者さんに簡単な体操をしてもらいました-。こういう運動って本当に体にいいんですよねえ。

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首輪デビュー

2009年06月10日 | 動物

6月のワクチンが終わると晴れて、外での散歩が解禁となるため、首輪の練習をすることになりました。リード(いまは鎖でなくてひもなんですねえ)をつけて、散歩に行くときのスタイルを練習、リードつけたら凍り付く感じで、パニックっぽい。こういう練習が必要なんだあと感心している私でした。

写真は、首輪をつけて、おすまししてるところです。

函館の活動 函館新聞 道新 記事を載せてくれています。

2009年06月09日 | 肝炎救済に関連して

函館版の新聞ですが、大きく記事に取りあげてくれています。はまなす会の川上さんの努力のせいかと言えますね。川上さんのブログにもっとたくさんのっていますので是非見てみてください。
川上ひろしの肝炎なんてぶっとばせ
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兵庫の肝友会の方に会ってきました。

2009年06月05日 | 患者会

ウイルス肝炎患者支援全国キャンペーンをしていてい、兵庫の方が街宣署名活動とってもたくさんしているので、元気な患者会だなあと思っていたので、今回神戸の学会に行くので是非お会いできませんかと、無理を言って、時間を作ってもらっちゃいました。本当に忙しく色々やっているのが伝わってきて、患者さんたちの力になる活動の数々お聞きしてきました。

どこの患者会も高齢化が進んで,神戸もたいしたことはしていませんって、メールで最初いわれたので、大変そうだなと思っていたのですが、兵庫の活動内容を聞いて、これで、たいしたことないって言われたら、日本の患者会はどこもやってないと言われるわ-ってくらいすごかったです。とにかく患者さんからの相談、いかに抗ウイルス療法をするかという知識にしても、限界までチャレンジしてる方法のことや、少量長期にいたるまで、あきらめないでがんばれる人には勧めているという話もびっくりでした。肝がんの治療をして、いまも患者会活動をしている越智さんの体験談も患者さんたちを勇気づける話がたくさんあって、本当にこういう方々が患者会を支えてくれてるんだなあとうれしくなりました。

肝がんの死亡数は、大阪、東京、福岡、兵庫で4番目ということも、これだけの患者会のがんばりをうながしているのかなとも思いました。

兵庫の肝臓の先生がたにも会ってみたいと思ったり、今度は是非、ギターでみんなと歌いたいですねえと言ってお別れしてきました。きっと行きます。押しかけます。って、いいのかしら。。。

写真は、右から会長さんの山本さん、幹事の越智さん、私です。右下のところは会報です。100ページを超える会報を年4回だしていることもびっくりです。これだけでも、本になる内容で、講演のテープ起こしもそうですが、患者さんの体験がこれまた学会の症例報告よりも詳しくわかりやすく書いています。是非みなさんに読んで欲しいと思います。
札幌に帰ったら診察室の待合いに置いておきますので、是非ご覧下さい。
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第45回 肝臓学会総会 行ってきました-

2009年06月05日 | 学会研究会報告新聞記事など

聞きながら抄録見ながらのメモになっているので、意味不明なところはごめんなさい。質問有ればコメントでお答えします-。

C型肝炎の自然(インターフェロンをしていないこと)に陰性化する率を山形の先生が報告していました。この地域は、感染のウイルスの型などが特殊であるため全国的なデータとして考えていいかはむずかしいところですが、15年で11%の人が陰性化していたということでした。ZTTやHCV抗体が低値の人に陰性化が多かったが、結果か原因かについては判断が難しいところと。

M地区の疫学調査の報告 川西発表分
ゲノタイプ、遺伝子配列で、系列がわかるともって断言できるのでは、この内容では断言するには弱いのではないかと司会の先生から、
他の質問はなかったです。

陰性化のALT異常の原因 脂肪化がある。門脈域の線維化も進行していた。IFNを中止していった。
2度の肝生検をした。15例中5例が炎症がつよくなった、1例のみ線維化がつよくなってきた。NASHのスコアを使って評価してみるとNASHようの病態が12例でしんだんされている。
線維化のマーカーのチェックをしつつ見る必要があるかなと。
HOMAは改善していた。フェリチンは高値になっていた。
異常値となるのが多いのは、肥満、IFNぜんALT高値、線維化進展例
中止すべきか、何らかの治療をして継続すべきか。炎症が改善している例も多く中止をすべきとすべてに言えるものではないので、ビタミンEを抗酸化作用として併用してみたりしたこともあるが、まだはっきりとは言えない。。。

FIB-4インデックス((年齢×AST)/(血小板数×ALT1/2乗)) て、初めて聞いた。。。
1512例IFN後1年以上経過見た症例で検討 発ガン率をみているFIB4-6mで3.25以上32%が、肝がんの62%をしめていた。3年のうちに改善した例では、発ガン率が改善、悪化すると悪化。

ペグイントロンを半量投与して、1週間後1.2未満となる症例は8週でも消えることがいえたと。2週目から通常容量としている。報告あり。4週では、絞り込み切れいていないと考えると。

肝細胞がんで十全大補湯を化学療法と併用したところ、免疫能が高まり効果がよくある可能性があるかもしれないと。

B型肝炎で、抗ウイルス薬を休薬した3例について
1例目は、39才、医療費の面で中止した1例は8ヶ月でセロコンバージョンし66ヶ月投与。そのご2年経つが大丈夫。
2例目は、e抗原陰性で投与開始、44ヶ月で中止、14ヶ月でウイルス上昇、27ヶ月でALTも上昇したため、再開。
3例目は、34才女性、50ヶ月で休薬、3年5ヶ月が経過し安定している。
やめることが出来た患者さんのデータのパターンをいろんな先生が出してくれたら、そこから安心してやめれる基準になるんだろうけど。まだ、まとまってきてないから試行錯誤って感じですね。

あとは、だいたいこの間言われていることのいろんな検討ですね、あと難しくてわからないこともたくさんあったけど。進歩は確実にしているなと実感できました。

久留米大の病理の鹿毛先生に会いました-。パソコンに打ち込んでいたら、視線を感じて-、いつもメール見てくれていると、有りがたいです。これからもよろしくお願いいたします。

部分的脾動脈塞栓術(PSE)の研究会 30施設くらいの先生が集まっていました。内容は専門的なので書けないのですが、とても勉強になりました。ブレーンストーミングってことで、批判なくいろんなことを自由に言い合う形式。
すごく参考になりました。これからも、より良い治療になるようにがんばれるって感じの雰囲気で、よかったです。

写真は神戸の三宮駅の風景です。
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