肝臓病と共に生きる人たちを応援します

肝臓友の会との関わりで成長した肝臓専門医のブログです。2017.2.12より新規開始しました。

新篠津肝がん検診開始-終了

2009年06月20日 | 肝がん検診

今日は曇り、会場準備も順調で、8:30から開始となりました。写真は受付の風景です。署名活動も行っています。
24名受診しました。
肝がんではないと思われますが、受診精査をすすめたかたが3人、インターフェロン療法をすすめた方が2人いました。署名はあまり集まらず、理解の深さが地域によって違うのだなと思いました。

小樽街宣署名 医療講演してきました

2009年06月19日 | 医療講演やイベント

6月18日木 午後5時から6時まで街宣署名を小樽駅前でしてきました。
肝炎友の会4名、C型肝炎訴訟原告1名、肝がん検診団2名。差し入れ2名。ありがとうございました。
観光客が多い地区で、いろんな地域の方が署名してくださいました。
署名数 140筆 ビラ100枚

医療講演は、42名の方が参加してくれました。
医療相談も7組の方が相談に見えていて、安心して帰っていってくれたと思います。

写真は小樽の街宣署名のときので、左上が講演会の風景です。
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地道に効果が

2009年06月18日 | 食事療法 ダイエット
いつも当直あけ、朝、体重を測っています。そしたら、今日は減っていました-。目標まで21kに迫りました。8kやせたんですー。20回噛んで、野菜を前半にたくさん食べて、時々運動。時間はかかっていますが、いつもより辛くなく出来ている自分がいます。もちろん、痩せてスマートになった自分をイメージし続けることは、続けています。がんばります。
1年ぶりであるくらいの方はきっと痩せたとわかるかなと。ほっほっほ。

厚労相、B型肝炎元原告に初めて謝罪 新聞とテレビ報道

2009年06月17日 | 肝炎救済に関連して

テレビの報道が紹介されています。ビデオもありますので是非見てみてください。
FNNB型肝炎訴訟 舛添厚労相、元原告らと面会し謝罪「心よりおわびを申し上げたい」

集団予防接種によってウイルスに感染したとして、2006年に最高裁が国の責任を認めたB型肝炎訴訟。判決からちょうど3年目の16日、元原告たちが舛添厚生労働相と面会した。
舛添厚労相は「国の責任で、予防接種によるB型肝炎ウイルスの感染という被害を起こしたということはきちんと反省をし、そして原告とご家族の方々に対しても、心よりおわびを申し上げたいというふうに思っております」と述べた。
B型肝炎訴訟・元原告代表の木村伸一さん(44)が「それは、われわれとしては、厚生労働大臣として謝罪ということで受け止めて」と述べると、舛添厚労相は「もちろんそういう意味で」と答えた。
1980年代まで行われていた集団予防接種での注射器や針の使い回し。
これによってB型肝炎ウイルスに感染したとして、木村さんら5人が国を訴えていた裁判で、2006年6月、最高裁は国の責任を認定した。
これをもって、木村さんらは肝炎患者全体の救済につなげようと、大臣との面会を厚生労働省に求めてきたが、事実上拒否され、この間に原告の1人は亡くなった。
B型肝炎訴訟・元原告の亀田谷 和徳さんは「わたしたちが安心して治療を受けて、病気に打ち勝つことができるように、国にいっそう努力していただきたいと」と話した。
今回の面談時間はおよそ18分間で、舛添厚労相から新たな肝炎対策の約束はないまま、予定時間が終了した。
木村さんは「きょうの面会を機に、さらにわれわれと話す場をつくっていただけることを切に望んでいます」と語った。
最高裁判決を受けた5人以外、責任を認めない厚労省に対して、B型肝炎患者の提訴が相次ぎ、16日で原告数は330人と、いまだ解決の道筋は見えていない。
(06/17 01:14)

TBS厚労相、B型肝炎元原告に初めて謝罪

 B型肝炎訴訟で舛添厚生労働大臣が元原告らと会い、初めて謝罪しました。
 「国の責任で予防接種によるB型肝炎ウイルスの感染被害を起こしたことをきちんと反省をし、原告・ご家族に対しても心よりおわび申し上げたい」(舛添要一厚労相)
 舛添大臣は16日、2006年のB型肝炎訴訟の元原告の木村伸一さんらに面会し、初めて謝罪しました。
 最高裁判決ではB型肝炎感染の原因を国の集団予防接種による注射の使い回しと認定し、国に損害賠償の支払いを命じていますが、判決から丸3年経ってようやく大臣との面会が実現したものです。
 「10分という区切られた時間の面会で非常に不満の残る面会だった」(B型肝炎訴訟の元原告の木村伸一さん)
 B型肝炎訴訟の原告団は、大臣の謝罪については「一定の前進」としながらも、全国の被害者救済について前向きな発言がなかったことは極めて遺憾だとしています。
 B型肝炎訴訟では16日、新たに提訴した45人を含め、全国で330人の原告が国に損害賠償を求めています。(16日17:19)
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初めてのプロ野球観戦 日ハムー中日戦 札幌ドーム

2009年06月14日 | その他

今日は、息子がどうしても野球観戦に行って見たいと言うことから、2人(私と)で、日ハムー中日戦に行くことになりました。人混みが嫌いな私としては行かなくていい行事の一つなんだけど。体験学習かねていくかあって感じで。
最初、日ハムが4点そのご逆転されて11対4となったところで、息子の一言、あーもうだめだあーって。おいおいまだ4回終わったところでしょ、日ハムを応援するなら最後まで勝つことを信じて応援しないとファンとは言えないんだぞーって、逆に私が応援スイッチ入ってしまいました。けっか、11対10まで追い上げるというすごい盛り上がりで、逆転はならなかったけど。息子に、お前が真剣に勝つこと信じてたら勝ってたなあって語ってみました。スポーツは特に奇跡的なことがいっぱい体験できるいい種目だよなあって、思うのは私だけではないと思うしー。

人がやっていることは必ず奇跡的なことが起こりうることをあきらめないで信じろよーって言ってみたけど。わかるかなあ。まだ、わからないかなあ。

被害者救済進まず B型肝炎訴訟 道新2009.6.14朝刊

2009年06月14日 | 肝炎救済に関連して

道新に、B型肝炎訴訟勝訴から3年、被害者救済進まず、全面解決求め紹介ってことで、記事が載っていました。何とか盛り上がって欲しいところです。
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B-RTO、EVL、EISのムービー更新

2009年06月14日 | 門脈圧亢進症 食道静脈瘤
治療中のムービーを更新しました。以前よりきれいな画像でアップできるようになったので試してみました。
10-2胃静脈瘤のB-RTO ムービー
08-2食道静脈瘤破裂のEVL(結紮術)による止血ムービー
07-3食道静脈瘤の内視鏡的治療 注入時ムービー

ウルソの効果 酸化ストレス改善も? IFNの長期投与について

2009年06月13日 | 学会研究会報告新聞記事など
C型肝炎治療の現状と将来展望と題して岡上先生の講演会がありました。
ALT正常値の肝炎について語ると右に出るものはいないという、ウイルス肝炎治療の第一人者の岡上先生ですが

ウルソの効果について、一般内科の先生は150mgで投与してしまうが、600mgや900mgがALTを改善させる上では効果的であることは肝臓専門医にとっては当たり前の話ということ。これは、私たち肝臓専門医には常識でるのですが、この話の中で、γGTPの改善も得られ、これが酸化ストレスを改善している昭子になるのではないかという話で、耳がダンボになりました。しかし、しっかりと検討するための、酸化ストレスを評価する検査が治験の際には入っていないのでこの点は期待されるのではということでした。しかし、γGTPの改善で行けばウルソの600mgより900mgの方が効果的で、これを基準に考えるべきなのかなと今後の研究に期待が持たれるなと思いました。

あと、長期インターフェロンの効果について、海外で3.5年をかけて前向き試験でしっかりとした研究がおこなわれているのですが、肝がん抑制や肝不全の死亡などの改善を得ることが出来なかったという結論で発表された件については、日本では?マークが点灯するので、どういったことが考えられるかと質問したところ、すでに肝がんが出来はじめていると思われる線維化の強い時期に行ったデータであり、3.5年では当然改善は得られないだろうと話していました。線維化の軽い時期(肝臓のやわらかい時期)であれば、肝がんの抑制効果はしっかりとでる(岡上先生の分析したデータから)とのことでした。このことから、わたし的には、細胞レベルでの肝がんのない肝硬変の方であれば、当然改善が得られるだろうと思われ、肝がんが出なくなるまで治療をがんばった後に本当に効果が出てくるのであろうと思いました。

インターフェロンの少量長期については、なかなかデータとしてまとめるのが難しいのですが、ワクチンのようにインターフェロンで免疫の刺激を繰り返し起こしている面もあるのではとか、それによって、10年から30年くらいの長い期間でいろんな効果が見えてくるのではないかと思えるようになってきました。
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三川地区にて 講演会 C型肝炎問題を考える会があります

2009年06月13日 | 肝炎救済に関連して
疫学調査を行ってきた美馬先生より、以下の内容で集会を行うと連絡がありました。行ってきます。

三川のみなさんへ
お久しぶりです。
 2006年1月から2007年10月までのC型肝炎の疫学調査の際には、ひとかたならぬご協力を頂きまことに有り難うございました。
三川肝炎は、水洗いによる注射器の連続使用による「注射器肝炎」が原因でした。
三川を初めとする北海道の肝がん多発地域(旧戸井町など)の調査報告と、今後のことについてご相談したいと思います。
お忙しいとは存じますが、よろしくお願いいたします。
 日時   6月15日(月曜日) 午後6時 ~ 8時
場所   三川コミュニティ消防センター
住所   北海道夕張郡由仁町三川泉20番地 
電話番号 0123-86-2120(場所確認用です問合せには使えません。)
内容 1.報告
     ① 肝がん治療の現状     札幌緑愛病院     川西 輝明
     ② 肝がん多発地帯の疫学調査 札幌緑愛病院     樋口 竹広
   2.今後の三川での活動について  
     「C型肝炎問題を考える会」 疫学調査団  団長   美馬 聰昭
                   代表代行 (三川担当) 岩崎 昭明
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