愛し彼女に逢いにゆきたいのだが、あいにく当方体も懐も具合が悪い。よって連休の最終日は、飯を食ってデザートをとり、テレビを見ながら酒を飲んで寝てしまおうと考えてる。昨日は箱根で療養でもしようかと考えたものだが、結局金がないのであきらめた。金がある気がするのは、ボーナス支給後約一ヶ月程度で、その期間飲んだり食ったり買ったり打ったりするのだが、その後は倹約倹約で１２月、次のボーナス支給までなんとか凌ぐのである。
生活には少々の花が必要だと思う。花というのは人により違うものだけど、旅や車、若い女であることに間違いはない。どれもこれも金や暇が必要なんだけど、あいにく僕にはその両方が不足している。金も暇もないのである。
姉が言うには世間には、金がふんだんにあって、年に数回バケーションがあり、車は２年毎に買い換え、タイミングさえ合えば家やマンションを買い換えている者が五万といるらしい。そんな馬鹿な、僕の回りにはそんな余裕のある奴なぞいない。サラリーマンというのは、常に借金と仕事に追い回されてへとへとになってる奴等のことを指す言葉だと口を酸っぱくして説明しようとも、そもそも姉の言う世間にはサラリーマンなぞ存在せずに、医者や公務員、自営業者なんかがほとんどで、そもそも話が合うわけはないのであった。
ところで今夜はどんな酒を飲もうか悩みどころで、さて、時間さえあえば知り合いの白人女と甘い酒でも酌み交わそうかとも考えたのだが、その女、実は酒が苦手で、また、肉を食わないベジタリアンなので、いくら美人で淫乱だっても僕から連絡することは滅多にないのであって、さて、如何にかしよう我が心、花を求めるのはやっぱり週末にしようかと思い至った次第であります。
H25.8.21 14:08 亀戸 LYNX
tama @katasunori