酒と葉巻とラーメンの日々 つれづれ日記 

無欲恬淡 酒と葉巻とラーメンを好む出張男の別荘・投資生活の実態をさらけ出します

ナマコの旨み

2025-01-21 14:01:25 | 食い物
ナマコ刺このわた付き

海にはナマコが生存しています。たまに釣りしてると針に引っかかって、ただし一見気味の悪い生き物なので、海岸や堤防に打ち捨てられたりしますが、実はとても風味が高く、高級な食材です。日本海は能登から新潟にかけてのナマコは日本一旨いらしく、昨晩はこれで一杯やりました。

潮の香りが強く、見た目はヌルヌルっとしているけれど、身はシャキシャキしているのだけど、歯の入り具合はさくっとした感触で、非常に旨く楽しめました。板さんの腕もあるのでしょうけど、これを新橋・銀座の割烹・料亭だと5千円以上なのでしょうね。

皿にはコノワタの塩辛が添えられていました。この風味の格調高いのなんの、コノワタの塩辛は、独特の磯の香りとコクが深くて、日本酒との相性も抜群でした。三大珍味の一つに数えられるのも納得です。口の中に広がる旨みが、至福のひとときを演出してくれます。この風味、食感、酒といっても日本酒が特に合うのだと思います。潮の香りがヒュンと脳天を突き抜けるようです。「海の宝石」たる由縁です。

ナマコは旬の冬の味覚です。ぜひこの季節に味わってみてください。

◆過去記事:季節はずれの三陸旅行(志津川:津の宮荘覚書)

2025/01/21 13:53 湯沢町 Pad6