ハッブル宇宙望遠鏡が、規則正しい周期で明るいバーストを起こす原始星をとらえました。
“LRLL 54361”と呼ばれるこの天体は、ペルセウス座の方向約950光年の距離にある原始星で、25.34日の周期で瞬間的な爆発現象“バースト”を起こしています。
これは従来観測されているわずか3例の中で、もっとも激しいものなんですねー
ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた
“LRLL 54361”の変化
(各画像の中央)
動画を見ると、原始星が明るくなった後しばらくして、その周りのガスが外側に向かって明るくなっていくことが分かります。
これは“光のこだま”と呼ばれる現象で、光源から離れた場所にあるチリまで光が届き、そこで反射した光が観測されることで発生するんですねー
つまり、外側からの光ほど遅れてやってくる っという事です。
こうした“光のこだま”を伴った観測は、今回が初めてとなります。
厚いチリの円盤と外層にはばまれているので、このようなバーストの原因は、まだ分かっていません。
でも、どうやら「新しく誕生した連星同士の周期的な相互作用によるもの」のようです。
これは、2つの星が周囲のガスやチリの円盤から物質を引き込んでいて、
軌道上で2つの星が近づくと、物質が成長中の2つの星に向かって、投げ込まれるように大量に落ち込むためという説明からです。
近接連星は、天の川銀河でもわずかしかありません。
しかも、このような点滅光を発するのは、星が生れたばかりの頃の短い間なので、今回のような現象はとても貴重な観測例なんですねー
“LRLL 54361”と呼ばれるこの天体は、ペルセウス座の方向約950光年の距離にある原始星で、25.34日の周期で瞬間的な爆発現象“バースト”を起こしています。
これは従来観測されているわずか3例の中で、もっとも激しいものなんですねー
ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた
“LRLL 54361”の変化
(各画像の中央)
動画を見ると、原始星が明るくなった後しばらくして、その周りのガスが外側に向かって明るくなっていくことが分かります。
これは“光のこだま”と呼ばれる現象で、光源から離れた場所にあるチリまで光が届き、そこで反射した光が観測されることで発生するんですねー
つまり、外側からの光ほど遅れてやってくる っという事です。
こうした“光のこだま”を伴った観測は、今回が初めてとなります。
厚いチリの円盤と外層にはばまれているので、このようなバーストの原因は、まだ分かっていません。
でも、どうやら「新しく誕生した連星同士の周期的な相互作用によるもの」のようです。
これは、2つの星が周囲のガスやチリの円盤から物質を引き込んでいて、
軌道上で2つの星が近づくと、物質が成長中の2つの星に向かって、投げ込まれるように大量に落ち込むためという説明からです。
近接連星は、天の川銀河でもわずかしかありません。
しかも、このような点滅光を発するのは、星が生れたばかりの頃の短い間なので、今回のような現象はとても貴重な観測例なんですねー