宇宙のはなしと、ときどきツーリング

モバライダー mobarider

レーダー観測で分かった小惑星の形

2013年02月27日 | 宇宙 space
2月16日に地球に再接近した小惑星“2012 DA14”は、
比較的明るくなったこともあり、多くの天文ファンによってその軌跡がとらえられました。

そして、NASAの衛星追跡用レーダーでも観測が行われ、さらに詳細な姿もとらえられたんですねー

   レーダー観測でとらえた小惑星“2012 DA14”。
   1ピクセルあたり4メートルという解像度で、細長い形が分かった。

カリフォルニにあるNASA深宇宙ネットワークのゴールドストーン追跡局では、70mのアンテナ使って小惑星の観測を行っています。
小惑星が地球に最接近した後、12万キロから31万キロまで遠ざかっていくところでレーダー観測を行ったんですねー

8時間分の72枚の画像をつなげた動画を見ると、
細長い約40メートルサイズの小惑星が、観測時間の間にほぼ1回転していることがわかりまました。

今回、公開されたのは一連の観測の初期成果になり、
ゴールドストーンでは、さらに2月18日~20日の間にも小惑星の観測を行っているそうですよ。