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自然界に働く“第5の力”を発見かも…

2016年08月27日 | 宇宙 space
新しく発見された可能性がある、これまで知られていなかった亜原始粒子が、
自然界の“第5の力”の存在を示すものかもしれないそうです。

もし、これが本当なら革命的な発見になるんですねー

これまで自然界では、
“重力・電磁気力・強い力・弱い力”という4つの力の存在が知られてきました。

今回の発見が正しければ4つの力とダークマターが統一され、
宇宙に対する私たちの理解が根本的に変わることになります。
わし座の銀河NGC 6814。
“第5の力”が発見されれば、こうした銀河を1つにまとめている仕組みの理解も、
これまでとは異なってくる。

2015年にハンガリー科学アカデミーの核物理学者によって行われた実験で、
電子の30倍の質量を持つ軽い粒子の存在を示す放射性崩壊の異常が明らかになりました。

研究チームは、このデータを含めた多くの実験を詳しく調べ、
この粒子が普通の物質を構成する粒子でもダークフォトン(ダークマター候補)でもないことを
示しています。

そこで研究チームは新たな理論を打ち立てることになります。

この粒子発見が、
5つ目になる自然界の基礎的な力の存在を示唆するものである可能性を、
提案するんですねー

粒子の正体はダークフォトンではなく、疎プロトン性Xボソンかもしれないそうです。

普通の電磁気力は電子や陽子と相互作用するのですが、
新発見されたボソンは電子と中性子としか相互作用せず、
作用する距離が非常に小さいという特徴を持っていました。

1つの方向性として興味を駆り立てるのは、
“第5の力”がひょっとすると電磁気力・強い力・弱い力と、
結合されるかもしれないということ。

ただ、検証にはさらなる実験が必要になるようです。


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