akikoの「活動」徒然記

活動弁士佐々木亜希子の身の周りの出来事やふと感じたこと

『國民の創生』3日間を終えて

2025-02-13 | 活弁


今日まで3日間、ほぼ満席でなんとか終えることができました。本当にありがとうございました。
『國民の創生』永田雅代さんと小沢あきさんの素晴らしい生演奏で語らせて頂きました。

KKKが最終的に逆差別に苦しむ南部の白人を救う正義の味方的な描かれ方になっていることや、結果的に黒人差別を助長してしまったという問題作ではありますが、グリフィス自身は、南北戦争前からの黒人差別や戦争の悲惨さ、終戦後のリンカーン暗殺と急進派の不寛容な政策が引き起こした黒人と白人の悲劇(突然権利と権力を持ってしまった黒人と、選挙権も奪われた白人)、欲と無理解と根底にある差別意識が引き起こす事件…などなどを、最後はお得意のラスト・ミニッツ・レスキュー(土壇場での大逆転劇)の手法で一大エンターテイメントにしたかったのだろうと思います。

大ヒットと同時に大非難も浴びたであろうグリフィスが、おそらく悔しさとプライドとさらなる情熱に突き動かされて撮り上げたのが、人間の不寛容をテーマにした『イントレランス』。

『イントレランス』始め、今回もいろいろとリクエストを頂きました。
また一つ一つの作品に真摯に向き合っていきたいと思います。

『國民の創生』もバージョンアップさせてまた語れたらと思ってます。

どうぞ今後ともお付き合いのほど、宜しくお願いいたします。




次回は3月7日(金)8日(土)、ヒッチコック監督のもっとも明るい作品!ラブコメディ『農夫の妻』です。
これも、活弁でご覧頂いたほうが絶対面白い作品!

ぜひご覧下さい!

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高円寺シアターバッカス『國民の創生』初日

2025-02-11 | 活弁
活弁シネマライブ@高円寺シアターバッカス『國民の創生』見応えがあります。
映画史を変えた重要作。
 
初日。私も初めて語る作品で、仕上がり具合もまだまだ心配でしたが、
皆様食い入るようにご覧下さり、私もぐいぐい作品にのめり込んで、また発見がいろいろとございました。
 
生演奏も永田雅代キーボード+小沢あきギターでパワーアップ!
戦場シーンの迫力も増していてお客様たくさんお声がけ下さいました。
 
満席(それでも体調不良キャンセルもありましたが、当日の方が入れました)
 
ちなみに、大長編で第一部と二部の間に休憩があり、今回はアフタートークなしで私の後説のみになってます。
 
「いつもアフタートークが楽しみなのでちょっと残念」とアンケートに書いて下さった方も。
これは、アフタートーク終わらない作品ですね。
今のトランプ政権の話も尽きないですし。
 
▲アフタートークのかわりに、私の短い後説。
 
▲蒲田映画祭のプロデューサー、実行委員の方々と。
 
▲大学時代のキュートな後輩たちと。
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高円寺シアターバッカス『國民の創生』11日満席に

2025-02-06 | 活弁
来週の活弁シネマライブ@高円寺シアターバッカス『國民の創生』は
11日(祝)が満席になりました。
12日(水)14:00と19:00
13日(木)14:00はまだ大丈夫です。
 
https://bacchus-tokyo.com/11142/
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

俳優座劇場での朗読劇『青空』へ

2025-02-05 | 活弁
本日、俳優座劇場での朗読劇『青空』へ。

日替わりでベテラン俳優さんたちが出演するのですが、今日は、小野武彦さん、前島亜美さん、酒井若菜さん、平田広明さん。

過酷な太平洋戦争中を生き抜いた親子と、柴犬と野良猫の絆の物語。

脚本と語り、どちらもとても素晴らしく、しみじみ涙して、絵本も購入しました。(今朝のNHK朝イチがちょうど大人のための絵本特集だったのよね…)

お声かけ下さいました小野武彦さんに感謝。

俳優座劇場にもだいぶ勉強させて頂きましたが、まもなく閉館と思うと寂しいです。

今月末の『にんげんたち』も伺う予定です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『蒲田行進曲と城戸四郎が描いた近代映画への夜明け』

2025-02-02 | 映画・芸術・エンターテインメント
蒲田映画祭プロデューサー岡茂光さんのトークショー『蒲田行進曲と城戸四郎が描いた近代映画への夜明け』を拝聴。
 
大田区民ホール・アプリコでは、松竹蒲田撮影所の資料パネルや、ジオラマ、トーキー録音機も展示されています。
 
深作欣二監督『蒲田行進曲』の松坂慶子演じるヒロイン小夏、モデルは川田芳子。
 
晩年は不遇でしたが、松竹蒲田時代の人気女優で、そう、私も蒲田映画祭で活弁させて頂いた『明け行く空』(昭和4年)の主演女優です
 
岡さん、近代映画の父、城戸四郎が映画界に果たした功績をわかりやすく解説下さいました。
 
岡さんや蒲田映画祭でもお世話になった蒲田モダン研究会の方々ともお会いできました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

CS衛星劇場の「斎藤寅次郎監督生誕120年」活弁トーキー放映!!

2025-02-01 | 活弁
本日、CS衛星劇場の「斎藤寅次郎監督生誕120年」特集の『子宝騒動』『明け行く空』の活弁収録いたしました。
 
弁士 佐々木亜希子
楽士 永田雅代
 
2〜3月にかけて再放送含め4回くらい放映されます。
(一ヶ月だけの契約もできるそうです。)
 
 
この機会に斎藤寅次郎作品、活弁トーキー版含めご覧頂けたら嬉しいです
 
 
『子宝騒動』(昭和10年)は、2月17日(月) 午後8:15、2月26日(水) 午後8:00、3月1日(土) 午後2:00、3月26日(水) 午前10:15
 
『明け行く空』(昭和4年)は、3月6日(木) 午後0:15、3月12日(水) 午前8:30、3月18日(火) 午後6:15、3月28日(金) 午後5:30
 
 
楽士永田雅代、ピアノをベースに、鍵盤ハーモニカ、アンデス、笛、鳴り物各種、いろんな楽器を使って、楽しく録りました。
 
まるっとライブような形で収録しましたが、後から音を足してます。生のライブとはまた少し違った楽しみを!
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

恩師小澤基弘先生の退任記念個展へ

2025-01-31 | 映画・芸術・エンターテインメント
埼玉県立近代美術館で開催中の、大学時代の恩師小澤基弘先生の埼玉大学退任記念展「魂の叫び」の軌跡へ。
 
埼玉大学だけでなく、パリやらニューヨークやら、日本でも東大、早稲田、九州、
いろんな大学で絵画や美術、芸術の教鞭をとられ、膨大な数の作品を描き、著書も多数出し…
その活動とエネルギーに今回も脱帽でした。
 
▲私が大学にいた頃の先生の作品。濃い赤の空間にグレーの物体…
授業後の時間はいつもキャンバスに向かい、エネルギーが押し込められたようなこの抽象画を描いてた気がします
 
 
 
大学時代にお世話になった先生方はほとんど埼玉大を退任し、おそらく小澤先生が最後かな…
先生の記念展、2月2日(日)までですが、今日なんとか伺えて本当に良かった!
 
懐かしい北浦和駅前、庭のように立ち寄っていた北浦和公園、美術館、そしてすぐそばの通りの当時の住まいもそのままで、
どっと押し寄せる思い出の波に揺られながら(溺れながら?)帰ってきました。
 
そして現実へ。
永田さんと衛星劇場斎藤寅次郎活弁のリハーサルを終えて。
明日収録です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

世田谷区視力障害者福祉協会の皆様と館山バス旅行

2025-01-29 | バリアフリー映画、福祉
世田谷区視力障害者福祉協会の皆様と、房総半島、館山へバス旅行。
 
朝のうみほたると夕暮れのうみほたる、冷たく強い海風に吹かれ深呼吸!
 
世視協は、年に2〜3回、会員親睦の日帰りバス旅行を開催していますが、毎回こちらを楽しみにしていらっしゃる会員さんたちがたくさん。
 
今日も都盲人協会の方々含めバス2台70人もの参加でした。
 
私も、いちご狩りや伊勢海老などを楽しませて頂きました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バタバタの週末、蒲田図書館でのバリアフリー上映も

2025-01-27 | 活弁
土日は、蒲田図書館でバリアフリー上映(楽しかった!)、活弁ワークショップ、ガルスTV収録、2月のバリアフリー上映『新解釈・三國志』の音声ガイド台本監修作業、自分の活弁台本作成など盛りだくさんでした。
そして明楽みゆきさん主催の「北前船浪漫紀行」オンライン参加。
 
2月15日(土)に『新解釈・三國志』バリアフリー上映です。
思いっきり現代コメディに振り切った作品に、お客様がどのくらいついて来られるか…
音声ガイドは藤本剛くん
 
活弁Wフェスティバルは3月16日(日)新宿区落合第一地域センターです。
皆さん仕上がってきてます。
 
2月はまた練馬区の図書館でのバリアフリー上映がいくつもあり、今日は『風の奏の君へ』の稽古。
先週は父や妹や甥っ子たちと話す時間がたくさん持てて充実でしたが、
いろいろとスピードアップして
頑張らねば!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一宮庵で『源氏物語の朗読会』へ

2025-01-24 | 映画・芸術・エンターテインメント

昨日は蓮徳花さんと中原榮里さんの『源氏物語の朗読会』参加で成城一宮庵へ。

私の『源氏物語』朗読会へいらして下さって以来のお付き合いですが、原文の輪読もあったりして、楽しいひとときでした!

源氏物語談義あれこれ!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

全日本卓球選手権で父と妹の上京

2025-01-23 | FAMILY
一昨日から全日本卓球選手権が開かれていて、甥っ子と姪っ子の応援のため、酒田から父、北海道から妹、義弟が上京中。
 
今週は合宿所?かなり賑やかな我が家です
 
私も昨日は、バリアフリー上映会の後、東京体育館に駆けつけ、2試合応援することができました。
姪っ子花はジュニアの部で今日も一勝、もっと勝ち進んでほしい〜!
 
それにしても、父の頭の中には各選手のデータがしっかり入っていて、他の選手権たちの試合もしっかり観戦していて感心します
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

うめとぴあバリアフリー映画会『シェアの法則』

2025-01-22 | バリアフリー映画、福祉
世田谷区保健医療福祉総合プラザうめとぴあでのバリアフリー映画会『シェアの法則』
皆さん、涙しながらご覧下さり、アンケートには感動した、また観たい、続編もという感想がたくさん。
 
心に沁み入る作品です。またバリアフリー上映の機会をつくれたらと思います。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プレミア音楽朗読劇ヴォイサリオン「スプーンの盾」鑑賞

2025-01-20 | 映画・芸術・エンターテインメント

シアタークリエでの、プレミア音楽朗読劇ヴォイサリオン『スプーンの盾』鑑賞。

ヴォイサリオンシリーズ、初めての体験でしたが、まず舞台の素晴らしさに感激。

ご招待いただいたのですが、チケット購入すると12000円。

朗読劇でこの料金!?と思ったが、この舞台セットと照明、演出、豪華5人編成の生演奏ならば…なるほど、でした。脚本と構成もよく。

声優4人の配役は日替わり。

朗読劇なら、稽古日数は芝居より格段に少なくてすむし、動きはほんの少しで、台本も持ったままでいいし、スケジュールに合わせて出演できたら、

声優さんたちにとっては、これはめちゃめちゃ楽しい仕事だろうと思いました。

たくさんの観客がいて、素晴らしい舞台セットの中で、声で役を演じ、丁々発止で相手とのやり取りも楽しめる。

いいな~

私もやりたい!

と思った公演でした。

もちろん、ベテラン声優さんたち、さすがでした。特に沢城みゆきさんね

 

カーレム:豊永利行

ナポレオン:山口勝平

マリー:沢城みゆき

タレーラン:置鮎龍太郎

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『大河への道』バリアフリー映画会盛況

2025-01-19 | バリアフリー映画、福祉
『大河への道』バリアフリー映画会、今回も視聴覚障害の方、車椅子の方、健常者、港区内外からたくさんご来場ありがとうございました。
ライブ音声ガイド、楽しかった…
 
本当に素晴らしい作品で、まだ『大河への道』の世界にいる感じです。
お子さんたちもいらっしゃって、会場からの笑い声やすすり泣きで一体感が。
皆様とてもいいお顔でお帰りになられ、今日も嬉しい上映会でした。
 
2月15日(土)は『新解釈・三國志』
3月9日(日)は『騙し絵の牙』
と続きます。
また喜んで頂けますように。
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「映画祭のプロジェクトマネジメント~ラテンアメリカ映画の魅力とともに語る~」

2025-01-18 | 映画・芸術・エンターテインメント

ペルー映画祭を主催するブエナワイカの長沢義文くんが登壇するというので、急遽、明治大学大学院の映画好き青年も誘って伺いました。

面白かった。そして、ここまで来るのにいろんな苦労がありながらも、導かれるように、ペルー映画紹介をし続けて、

ペルーの文化や歴史や映画作品を日本のみんなに知ってほしい、楽しさを共有したい一心でここまできたんだな~としみじみ思いました。

「第2回 SDGsを学ぶためのラテンアメリカ・カリブ映画祭」も同時開催され、ラテンアメリカ映画も3本上映されていましたが、
明日のバリアフリー上映『大河への道』の準備もあり、断念。
 
でも、えいや!で行って良かった!
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする