土日(18、19)は、庄内観光大使?として、大学時代の恩師、友人7人を連れて、酒田鶴岡巡りをしてきました。見どころ満載の二日間強硬ツア-でしたが、皆さん、すっかり庄内ファンになってくれました(と思います)。
18日(土)
朝7時台の新幹線で東京を出発。
山形、新庄経由の、山形新幹線で。新庄駅で在来線に乗り換え、12時すぎに酒田へ到着。
一応仏文コースが中心のメンツなので、全国でも有名なフランス料理の老舗「ル・ポットフ-」で昼食。
雪の降る中、「本間美術館」へ。本間家の別荘から、雪の庭園を眺めることしばし。
車で「山居倉庫」へ移動。現存し、今も現役の日本最古の木造の米倉。
近年できた「夢の倶楽」でも、北前船で栄えた酒田の花街文化などが紹介されていて、人形師辻村寿三郎展とともに楽しむ。(明治初期の長者番付では、並み居る財閥を押し退け、酒田の本間家はまだ全国トップでした)
最上川の白鳥を眺めながら、「土門拳写真記念館」へ。
写真もさることながら、池のたくさんのカモと白鳥に癒され(?)、市内、昔栄えた花街、「相馬楼」などを巡って酒田駅へ。
羽越本線にゆられ、年末に脱線事故のあった路線を通って鶴岡駅まで。
(事故現場付近は、ずいぶん徐行運転にしていました)
お迎えに来ていただき、湯田川温泉の、藤沢周平ゆかりの宿「九兵衛旅館」へ。
途中、「あの辺が、藤沢周平の生家があったところです。民家の明かりも見えませんが…」「え、どこ?どこですか?」真っ暗で何も見えませんでしたが、なんとなく、見たような得した気分に。
ちょうどどんがら汁の季節ですからね。おいしい庄内料理に舌鼓も打ちつつ(本当にここは料理がいいんです。私がリピートしている理由でもあります)、いい湯に浸かって。
この旅館は活弁公演(鶴岡時代劇映画祭)でお世話になり、それ以来のご縁なのですが、ここの専務もたまたま同じ大学の先輩で、今回もすっかり歓待いただいてしまいました。 藤沢周平さんも、ここのおかみさんが自分の教え子ということで、生前、庄内に来る際にはいつも利用していた宿で、直筆の文や写真がたくさん展示されています。
湯田川の湯は源泉100%。泉質もとてもよく、くつろげます。ぜひ足を運んでみて下さい。
19日(日)
朝からお迎えに来ていただき、まずは「加茂水族館」へ。
旭山動物園のように、ここは「世界一のくらげの展示」で、人気復活、再生した水族館です。
なんのことはない、私も小学校低学年の修学旅行で行った、小さな寂れた水族館なのですが、中の展示は素晴らしいです。庄内沖に生息する魚の展示も、らっこ、あざらし、ペンギンも、そして数々の「くらげ」にも、みんな、子どもに返ったようにおおはしゃぎ、大笑いで観てきました。ちょっと主観と私情の混じった”展示生物のコメント”、これがまたイカシているのです。
ここはお薦め。皆さん、ぜひ一度足を運んで下さい。きっと気に入ります。
日本海に感動し、うみねこなどを見遣りながら、羽黒の「松ヶ岡開墾場」へ。
明治時代が到来し、廃藩置県で、困窮する武士たち。その救済と社会貢献を目的に、武士たちの働く場所として開墾された養蚕施設です。広い開墾場では、大勢の家族が共同生活を営みながら、蚕を育て、絹を出荷していました。3階建ての頑丈な建物で、お蚕さまのために、床暖房(床下に囲炉裏)、風通しのいい窓が工夫されていて、庄内藩の指導者たちは賢かったなあと感心します。 端の一棟は、現在、「蝉しぐれ資料館」となっていました。
取り壊しになる前にと、そこから数分の「蝉しぐれのオープンセット」も観てきました。
そのまま残せばいいのにとも思いますが、これ、維持費がたいへんなんですね。
またあの辺の田んぼの中に、次の藤沢映画のロケセットも作られるようです。
その後、国宝「羽黒山五重塔」へ。滑り落ちないようにと怖い思いをしながら行ってきました。 山頂の合祭殿まで登るのはさすがにやめました。これは、春以降、夏の企画です。
お昼は名物の「麦きり」や「手打ちそば」などを食べて、鶴岡市内へ。
庄内藩の藩校だった「致道館」や、郷土の人物を紹介した「大寳館」、鶴岡城趾、鶴岡公園を巡って、日本海を眺めながら新潟経由で帰ってきました。
もっともっと観ていただきたかったのですが、一泊二日ですので、これだけ観れば多分いっぱいいっぱいでしょう。皆さんとても喜んで下さり、楽しい旅となりました。
このツアー実現にあたっては、地元の友人たちにずいぶん協力いただきました。
また、行く先々で、それぞれの施設、名所の方々が丁寧に案内、説明下さり、地元の方々の温かさにたっぷり触れて、みんな感謝いっぱいで帰京しました。本当にありがとう。
まだ庄内へ行ったことのない方。
ぜひぜひ、足を伸ばしてみて下さい。不満足のまま、お返しすることはありませんから。
18日(土)
朝7時台の新幹線で東京を出発。
山形、新庄経由の、山形新幹線で。新庄駅で在来線に乗り換え、12時すぎに酒田へ到着。
一応仏文コースが中心のメンツなので、全国でも有名なフランス料理の老舗「ル・ポットフ-」で昼食。
雪の降る中、「本間美術館」へ。本間家の別荘から、雪の庭園を眺めることしばし。
車で「山居倉庫」へ移動。現存し、今も現役の日本最古の木造の米倉。
近年できた「夢の倶楽」でも、北前船で栄えた酒田の花街文化などが紹介されていて、人形師辻村寿三郎展とともに楽しむ。(明治初期の長者番付では、並み居る財閥を押し退け、酒田の本間家はまだ全国トップでした)
最上川の白鳥を眺めながら、「土門拳写真記念館」へ。
写真もさることながら、池のたくさんのカモと白鳥に癒され(?)、市内、昔栄えた花街、「相馬楼」などを巡って酒田駅へ。
羽越本線にゆられ、年末に脱線事故のあった路線を通って鶴岡駅まで。
(事故現場付近は、ずいぶん徐行運転にしていました)
お迎えに来ていただき、湯田川温泉の、藤沢周平ゆかりの宿「九兵衛旅館」へ。
途中、「あの辺が、藤沢周平の生家があったところです。民家の明かりも見えませんが…」「え、どこ?どこですか?」真っ暗で何も見えませんでしたが、なんとなく、見たような得した気分に。
ちょうどどんがら汁の季節ですからね。おいしい庄内料理に舌鼓も打ちつつ(本当にここは料理がいいんです。私がリピートしている理由でもあります)、いい湯に浸かって。
この旅館は活弁公演(鶴岡時代劇映画祭)でお世話になり、それ以来のご縁なのですが、ここの専務もたまたま同じ大学の先輩で、今回もすっかり歓待いただいてしまいました。 藤沢周平さんも、ここのおかみさんが自分の教え子ということで、生前、庄内に来る際にはいつも利用していた宿で、直筆の文や写真がたくさん展示されています。
湯田川の湯は源泉100%。泉質もとてもよく、くつろげます。ぜひ足を運んでみて下さい。
19日(日)
朝からお迎えに来ていただき、まずは「加茂水族館」へ。
旭山動物園のように、ここは「世界一のくらげの展示」で、人気復活、再生した水族館です。
なんのことはない、私も小学校低学年の修学旅行で行った、小さな寂れた水族館なのですが、中の展示は素晴らしいです。庄内沖に生息する魚の展示も、らっこ、あざらし、ペンギンも、そして数々の「くらげ」にも、みんな、子どもに返ったようにおおはしゃぎ、大笑いで観てきました。ちょっと主観と私情の混じった”展示生物のコメント”、これがまたイカシているのです。
ここはお薦め。皆さん、ぜひ一度足を運んで下さい。きっと気に入ります。
日本海に感動し、うみねこなどを見遣りながら、羽黒の「松ヶ岡開墾場」へ。
明治時代が到来し、廃藩置県で、困窮する武士たち。その救済と社会貢献を目的に、武士たちの働く場所として開墾された養蚕施設です。広い開墾場では、大勢の家族が共同生活を営みながら、蚕を育て、絹を出荷していました。3階建ての頑丈な建物で、お蚕さまのために、床暖房(床下に囲炉裏)、風通しのいい窓が工夫されていて、庄内藩の指導者たちは賢かったなあと感心します。 端の一棟は、現在、「蝉しぐれ資料館」となっていました。
取り壊しになる前にと、そこから数分の「蝉しぐれのオープンセット」も観てきました。
そのまま残せばいいのにとも思いますが、これ、維持費がたいへんなんですね。
またあの辺の田んぼの中に、次の藤沢映画のロケセットも作られるようです。
その後、国宝「羽黒山五重塔」へ。滑り落ちないようにと怖い思いをしながら行ってきました。 山頂の合祭殿まで登るのはさすがにやめました。これは、春以降、夏の企画です。
お昼は名物の「麦きり」や「手打ちそば」などを食べて、鶴岡市内へ。
庄内藩の藩校だった「致道館」や、郷土の人物を紹介した「大寳館」、鶴岡城趾、鶴岡公園を巡って、日本海を眺めながら新潟経由で帰ってきました。
もっともっと観ていただきたかったのですが、一泊二日ですので、これだけ観れば多分いっぱいいっぱいでしょう。皆さんとても喜んで下さり、楽しい旅となりました。
このツアー実現にあたっては、地元の友人たちにずいぶん協力いただきました。
また、行く先々で、それぞれの施設、名所の方々が丁寧に案内、説明下さり、地元の方々の温かさにたっぷり触れて、みんな感謝いっぱいで帰京しました。本当にありがとう。
まだ庄内へ行ったことのない方。
ぜひぜひ、足を伸ばしてみて下さい。不満足のまま、お返しすることはありませんから。