akikoの「活動」徒然記

活動弁士佐々木亜希子の身の周りの出来事やふと感じたこと

感謝。

2008-12-30 | 活弁
2008もたくさんの方に支えられ、ありがたい一年でした。
12月最後の14日の活弁公演は、以前から憧れていた日立目白クラブで素適なシネマ晩餐会を開くことができ、満席の中お客様と楽しいひとときを過ごすことができました。学習院の寄宿舎として建てられ華族や良家の子息たちの社交の場だった洋館は、華美すぎず落ち着いた華やかさがあって、ドレスアップしていらした皆様も雰囲気ととても合っておりました。生演奏と活弁つきの『椿姫』『キートンの文化生活一週間』のあと、フルコースディナー。その間の毛皮のミニファッションショーも、会に華やぎを加えてくれました。

活動弁士として活動を始めて、ちょうどまる8年になります。これまで本当に多くの方の支えと応援があってやってこれたなあと感謝しております。

テレ朝系のエンタメ番組「やぐちひとり(C)」のナレーションも2年目になりました。ときどき「ナレーションも、楽しいですね」という声をかけていただくことがあり、嬉しい思いをしています。いつも、スタッフの皆さんにはいろいろと勉強させていただいてます。
番組では毎回数本の映画やDVDの紹介をしてきました。12月からは、番組とTSUTAYAがタイアップし、首都圏のTSUTAYA店舗に「やぐちひとり(C)」棚が設置され、これまで紹介した作品のDVDと、毎月のテーマに添った今月のオススメが並んでいます。ぜひ、番組ともども、よろしくお願いします。

今年は、バリアフリー映画鑑賞のための研究事業にも携らせていただき、2月の全国アメニティネットワーク会議において映画『ドルフィンブルー』の副音声ライブ上映をさせていただいたり、いくつかのDVDの副音声ナレーションを担当させていただきました。
12月中には、今年大ヒットした『ぐるりのこと。』の副音声を収録。ディレクターはじめ、プロデューサーさん、音声さん、いろんな方々が意見を出し合って一つのシーンの説明を決めていく作業で、時間もかかりましたが、非常に楽しくいい勉強をさせていただきました。活弁は、一人で全部の台本を作ってしまうので、言葉のチョイスやシーンの読み取り方など、とてもよい経験になります。

来年は、さらに多くの皆様に喜んでいただけますよう、芸を磨きつつ、また新たな挑戦を試みたいと思っております。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする